2011年10月3日月曜日

蔡英文総統候補:訪日で日本との相互信頼関係と地域協力の強化目指す 10-03


蔡英文総統候補は3日、日本に向けて出発した。5日までの日程で、随行者は30人あまりとこれまでで最大級となった。
蔡候補は台北松山空港でインタビューに答え、「主要目的は、日本の政界関係者と地域経済問題、安保問題、外交問題その他重要な問題について意見交換することだ。日本は台湾にとって重要な友邦であり、相互信頼関係を強化し、地域の安定的な発展の基礎にしたい」と述べた。
到着した羽田空港では、在日台湾人らの出迎えを受けた。
在日台湾人後援会による決起集会、日本外国人記者倶楽部での記者会見、民主党、自民党関係者と面談などを行う。
日本人は両岸関係に強い関心をもっている。この機会に民進党の対日政策、両岸政策を説明し、理解を得たい。
特に今回強調したいのは「台湾コンセンサス」である。これは民進党が今後両岸関係を処理する場合の非常に重要な要素となる。民主的な手続きを重視し、台湾と中国の関係は台湾内部のコンセンサスを結集して、中国との対話にあたる。これは民主主義社会のあるべき姿であり、中国にとっても政権が変わるたびごとに台湾政策が変わる必要がなくなる。
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