2011年11月3日木曜日

3匹の子豚(貯金箱募金運動)を国民党・監察院が抑圧 11-03


監察院は3日朝、民進党が巨大な資金力を持つ国民党に対抗して始めた(ブタの形をした)貯金箱による募金運動「三隻小豬(3匹の子豚)」を「違法政治献金」などと言いがかりをつけた。これに対して林俊憲スポークスパーソンは同日、次のように反論した。
発端は支持者が子供を連れて舞台に上がって蔡英文候補にブタの貯金箱を手渡したことで、これに対して監察院が連続2日で民進党本部に電話をかけてきて「関心」を表明した。電話を受けた会計担当によれば、監察院は国民党の告発を受けて違法の疑いで調査しはじめたと明言していた。
そもそも小額献金は違法ではなく、監察院の仕事でもない。監察院は行政中立の原則をかなぐり捨て、国民党の手先として、民進党を抑圧する機構に成り下がっている。
しかも民進党はこれまで法務部長、台北市政府、行政院大陸委員会について11件の行政中立原則違反事件を告発してきたが、すべて却下されてきた。監察院は行政中立原則違反(公私混同など)を調査する機関でありながら、本来の仕事でも違法でもない貯金箱献金を問題視するのはそれこそ不法である。
監察院の下部職員が国民党からの圧力を受けてしぶしぶというのは理解できるが、監察院の上層部がそれを後押しするのはおかしい。
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