2011年11月9日水曜日


莊瑞雄スポークスパーソンが9日明らかにしたところでは、疑惑のミュージカル「夢想家」に出演した140人近い出演者のうち台中市にある国立台湾体育学院舞踏学科の教員8人と学生60人をきわめて安い値段でこきつかっていた。
学生ら68名は1ヶ月にわたる猛練習などにもかかわらず、一人当たり1万数百元の練習費と1万元の顧問費、68名合計で68万元あまりしか支給されなかった。
つまり「製作管理・演出執行」の予算額6079万元の1%、夢想家総予算の2.15億元の0.3%にしかならない低額だった。
つまり落札した価格のほとんどは「頼声川たち」が独占していた。
月に一万元というのは、マクドナルドバイト代や外国人単純労働者の最低賃金よりもさらに低い。
ミュージカルの出演者については、たとえばオペラ座の怪人などでは出演料総額は全体の三割から四割を占めるのが普通だ。ところが「夢想家」ではわずか0.3%と異常な搾取が行われていた。
純真な学生をこきつかってひとり暴利をあげてきた「頼声川たち」について、検察特捜部と監察院は違法図利、税金の浪費の容疑で早急に調査を始め、盛治仁大臣は辞任すべきである。
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