2011年11月16日水曜日

国民党が比例区名簿に弱者代表含めたことに民進党としても一定の評価


国民党は16日、立法委員選挙不分區(比例区)名簿を発表した。そこには民進党に倣って弱者団体の代表も含まれている。
民進党の康裕成スポークスパーソンは、「わずか2人だけとはいえ、これまで利権代表ばかりだった国民党の比例区名簿に弱者・専門家代表を初めて入れようと考えたことに対して一定の評価をしたい」と述べた。
その一方で、国民党の比例区のうち、当選圏ライン内にあるとみられる17人のうち、12人は相変わらず政治屋であり、しかもトップの王金平氏が現立法院長であるほかは、5人が現職で占められている。しかもいずれも一般的評価はよくない。
また安全圏外の17人はいずれも従来の地方派閥や逮捕者の妻が代理で立候補したものである。馬英九党主席は「黒金(暴力金権)と結びついた地方派閥と一線を画す」とうそぶいているものの、国民党の構造的体質は相変わらずだということだ。
また、蔡主席は「確かに数名の弱者・専門家代表を組み込んだ点は評価できるが、その他の人選は相変わらず政治的だ。全体的に見ればやはり民進党のほうが優れている」と自己評価をした。
民進党は結党以来弱者・専門家代表を常に比例区に連ねており、今回も女性の人権、客家人、障碍者問題などの弱者・専門家を多数連ねている。
Share/Bookmark

0 コメント:

コメントを投稿