庶民がブタの貯金箱への小額の募金を持ち寄り蔡英文総統候補を支える「3匹の子豚」運動が「Save money,Save TAIWAN」を掛け声に拡大の一途を見せている。
10日には主会場である台北市凱達格蘭(ケタガラン)大道(総統府前広場)をはじめ全国各地で午前9時半から「子豚大集合」集会が開かれた。
資源も党財産もない民進党を庶民の味方の義賊ロビンフッドに擬して「ロビンフッドが暴虐腐敗の強権政治を打倒したのは多くの庶民の支持があったからだ。子豚は3匹だけでなく何千、何万と集まり、公平正義の力となることで強大な国民党権力を凌駕することができる」という趣旨。
10日台北市の会場には氷雨の中、5万人以上が参加。
蔡英文総統候補は「3匹の子豚で国民党という大怪獣を倒そう」と呼びかけた。
12日の集計では、主会場、各地の選対本部などに7万個の貯金箱が集まった。
18日には「全国小豬回娘家」(実家に戻る)と題して各地に届けられた10万個の貯子豚の貯金箱が全国選対本部に集められた。
114人の若者ボランティアがさらに1万8千個あまりの貯金箱を満杯にし、「公平正義で台湾を一杯に」「蔡英文当選」などと気勢をあげた。
蔡英文主席は20日、「子豚は全部で十二万個以上にのぼり、まだ続々と全国本部に向けて輸送途中だ。これは小額献金を集めた台湾史上最高記録となった」と成果を語った。
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