2012年12月10日月曜日

蘇主席・12月10日の国際人権デーに絶食中のチベット人を見舞う



   
 1210日は国際人権デーで、民主進歩党の蘇貞昌主席は朝一番に謝懷慧国際部副主任、王閔生党スポークスマンらとともに、台北市の「自由広場」に向かい、既に絶食3日目の9名のチベット青年を見舞った。蘇主席は絶食中の青年の身体の状況を案じ、民進党は彼らに関心を持っていると伝えた。

近年焼身自殺をとげているチベット人を追悼するため、在台チベット人と台湾人チベット友好会は祈念活動を行った。9名のチベットの青年は、自由広場の前で49時間の絶食を続け、各界の人々にチベットの人権問題について注目して欲しいと呼びかけた。チベット亡命政府の駐台代表で、ダライラマ宗教基金会董事長の達瓦才仁(ダワ・ツェリン)氏は、蘇貞昌主席にチベット地区の人権の現状と、日に日に深刻になってきている焼身自殺の問題について説明を行った。達瓦才仁氏は、過去3年で既に96名のチベット人が中国西部地区で焼身自殺をし、今年の11月には30回も焼身自殺の事件が起こっている。こうした道に殉じた人々の遺言は、チベットが民主主義及び自由と人権を持つことへの期待であり、達瓦才仁は世界の人々がチベットの人権問題に注目して欲しいと訴えた。

蘇貞昌主席はまず、焼身自殺を遂げた人たちにカターを捧げ、絶食中のチベット人と少し座って話をした。蘇貞昌主席は、中国のチベット人に対する様々な暴力行為について台湾人は関心を持っていると述べ、民進党は台湾の最大の  野党で、主席の身分でチベットの友人たちに関心を示した。そして、どうぞ体を大事にして、一緒に頑張りましょう、と語りかけた。

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