2012年12月5日水曜日

台湾の主権を護るため、民進党は「台湾はわたしの国」の旅券シールを作成




民進党の王閔生スポークスマンは4日、中国の新しい旅券にわが国の清水断崖と日月潭のイラストが含まれていることについて、馬政府の反応は消極的で何の反対行動も起こされていない、よって民進党は近日中に台湾パスポートと同じ大きさの「台湾は私の国(Taiwan is my country)」と書かれたシールを1万個印刷し、旅券に貼れるよう人々に配布する、と述べた。シールは、台湾とフィリピン、ベトナム、中国などの周辺国家の位置がはっきりと表示されており、世界の人たちに、台湾が主権独立国家であり、中国の一部分ではないことが一目瞭然となるようになっている。

「馬政府がやらないことは、我々台湾の人民でやろうではないか!」王閔生スポークスマンは、中国の新しいパスポートは南シナ海と台湾の景勝地がイラストに含まれており、ベトナムやフィリピンなどの国は公に抗議を表明し、中国の新しいパスポートに判を押すことを拒んでいる、と述べた。中国が我が国の主権を侵害していること、及び馬総統、外交部、大陸委員会が消極的で自己の務めを果たしていないことに抗議をするため、民進党は大量に台湾旅券と同じ大きさ(125mm×87㎜)のシールを印刷するとし、抗議としてパスポートカバーあるいは裏面にこのシールを貼れるよう、人々に提供すると述べた。

王閔生は、この「台湾は私の国」の旅券シールは台湾の地理位置をはっきりと表示しており、海外へ出かける国民が、台湾をよく知らない外国人に会った時に、すぐに旅券の裏面を見せて、台湾とフィリピン、ベトナム、中国など近隣国家の位置を見せることができる。そしてまた、外国の人に台湾が一つの主権独立国家であり、台湾は中国の一部分ではないということを理解してもらうことができる、と述べた。

王閔生スポークスマンは、中央党本部は黄色、ピンク、旅券と同じダークグリーンの3色の旅券シールを作り、最初は一万部を印刷し、近いうちに各県市の党支部に発送し、人々に取りにきてもらい、また、外交部領事事務局にパスポートを申請に来た国民に現場で配布する、と述べた。

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