2013年3月4日月曜日

蘇主席:人々は戦いの場所は選ぶことはできないが、勝負を決定できる


民進党主席蘇貞昌は4日立法院党大会で、民進党ははっきりと第四原発の建設停止を主張している。正々堂々の全面対決だと述べ、国民党が第四原発の建設を継続させようとしているのに対して、蘇主席は各界の人々に一緒に立ち上がろうと呼びかけ、国民党がたとえ反原発で不利な条件を出してきても、勝負の決定権は国民の手の中にあると堅く信じている、と述べた。「私たちは戦いの場所は選ぶことができないが、勝負を決定できる」。政府は最終的には国民に対し、負けを認めるだろうと述べた。

蘇貞昌は、国民党は立法院で与党であることを利用して、反原発に最も不利な戦いを無理やり作り出している。しかし、第四原発国民投票の勝負は政党で決められるものではなく、将来の人々のために安全な国を作ろうとしているお母さんたちや、各業界の沈黙している多くの人々、理想を持っている若者たち、行動をおこしている人々、普段は1日中仕事で発言をしたり行動したりするのが難しいサラリーマンなどによって決められることである、と述べた。「自分たちの国は自分たちで作る!」主席は国民に一緒に努力をし、反原発の力を合わせることを呼びかけ、最高の民意を見せることで、民意に反する政府は国民に負けを認めることになるのだと述べた。 

主席は「我々はチャンスは一度だけだ」と述べ、民進党は別途国民投票の議題をあげるつもりはないし、国民党のように自己矛盾のようなことはしない。そして、モラルの矛盾に陥ることもしない。馬政府が必要以上に制限をつけた国民投票法の高い敷居を用いようとし、うまく口実を設け、第四原発を守ろうとしているが、民進党の立法委員は他の反原発の立法委員とともに国民投票法の修正を要求する。敷居を低くし、合理的なルールを定め、本当の民意を反映させる。もし国民党がうまく口実を設け、一致しない議題を提出し、自己矛盾のようなことを行おうとするなら、民進党立法団は全力で阻止する。国民に、国民党はこのような厳粛な問題についても自作自演ばかりで、ふざけた芝居をする政党だということを見せようではないか。人々ははっきりと、国民党は民意とは反対側に立っており、台湾の進歩の力を妨害していることがわかるだろう、と述べた。 

「馬政府は国民投票法に高い敷居とうまい口実を設けようとしている。900万人以上の国民が投票に行く困難に目をつけたが、いくら打算的でも人々の力を避けることは難しい」と述べた。蘇主席は、日本の福島原発事故の重い代価は、台湾の人々の不安と恐怖を引き起こした。台湾は全世界で最も密集した原子力発電所があるだけでなく、原発擁護の政党があり、無能でごり押しをする政府がある。主席は、民進党は30年もの間反原発を続けてきたが、現在最も重要な時に来ている。民進党は立場を堅持し、反原発支持者と一緒に努力をする、と述べた。 

柯建銘党総幹事は、「これは道徳と利益の戦いである」と述べ、党は別の署名を行わず、国民投票法の修正に徹底的に戦うことも含めて、正面からこの戦いに挑むと語った。彼は、江院長が提出した第四原発国民投票は、実際は「偽りの国民投票で、国民投票の裏で第四原発を援護するものだ」と述べ、執政者は正々堂々と政治を行うべきであり、もし政府が不当な手段で勝利を得て、第四原発の建設再開をすれば、人々は必ずや軽蔑し、江宜樺は百年来のエリート失格で堕落の第一人者だ、と述べた。

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