2013年3月19日火曜日

蘇主席  悪質な検察官を告訴する呉澧培前資政(総統府顧問)を応援



民進党主席蘇貞昌は19日、前総統府資政の澧培による「悪質な検察官を告訴する」記者会に出席し、呉資政が特別偵察組検察官陳雲南、蔡宗熙、裁判官蔡守訓、李英豪を告訴する行動に対し、声援を送った。蘇主席は、呉資政は 無罪確定後勇敢に立ち上がり、非常に尊敬が出来る。皆で一緒に具体的な行動を起こし、司法の不正不義に対抗しよう、と訴えた。
 
蘇主席は、澧培資政、綠色逗陣友の会理事長の王美琇、彭明敏教授、榮義教授,及び澧培委任弁護士の鄭文龍、黃帝穎と共同で記者会見を開いた。呉資政は、これらの司法関係者が権力濫用の追訴処罰と誣告などの罪を犯したと訴えた。

蘇主席は挨拶で、法律に携わる人間は、一般の国民よりも司法が公平正義を実現する事を望んでいる。「もし公平、公正な司法がなかったら、どうして法律を学ぶ必要があろうか?」と述べ、政権交代の後、検察官は民進党を裁き、国民党を裁かないという状況となっているのは呆れたことだ、社会秩序の最後の防衛線である司法が、厳重に破壊されており、民進党中央党部が整理した資料によると、前政務官が司法検察官に悪質に起訴されたあと、これまでに14人の判決が無罪確定となり、澧培資政はその中の一人であると述べた。

蘇貞昌主席は、彼と資政は知り合って数十年がたち、資政はアメリカで成功をおさめたが、いつも自分の国を思っていた。資政は国家に対して恩返しをし、尽力し、選挙のために熱情をもって奔走してきた。それなのに、わけのわからない濡れ衣を着せられ、国民党はメディアを通じて彼を侮辱した。主席は、「一人が牢にいることで、周りの十人に影響を与える」という諺を用いて
、もし誰かが訴訟をおこされれば、心のストレスは非常に大きくなる、と説明した。呉資政が無罪確定後、勇気を持って立ち上がったことは、非常に尊敬できることだ。結局 多くの人々は、司法に痛めつけられたあと、無罪となっても2度とその話に触れたくないし、裁判に関わりたくなくなる。これは2度目の暴力と同じぐらい苦痛なものである、と述べた。
 
蘇主席は、呉資政の行動が一つのスタートとなり、「脅迫があるところには、対抗がある」、人々に、力を見せて、自己制御もなく公平正義のない司法検察官に、人々の怒りが限界に達していることを分からせよう、と呼びかけた。同時に、制度面から司法正義の改革を行うことが必要で、でなければ不公平で節度のない訴訟や、民進党を罰して国民党を放任するなどのことを是正できない。

澧培資政は、80歳を過ぎた老人が司法に対抗するのは、自分のためではなく、司法によって迫害を受けた人たちのためであるとし、被害者に、立ち上がって司法の独立、公平、唯一を勝ち取ることを呼びかけ、このことで台湾の民主が実現可能となるのだ、と述べた。

澧培資政は、検察官と当時彼を侮辱したメディアに何度も是正を求めたし、少なくとも一度は謝罪をして欲しいといったが、結果今まで何の回答もない。冤罪と迫害にあった自分自身を振り返ると、最初検察は彼を起訴するとして大きな動きをし、あちこちに噂が流れて皆の知るところになったが、一年以上前に無罪となったことは、誰も知らない。最近友人が、私が検察官を訴えると聞いて電話をかけてきて尋ねたことには、「あなた無罪になったの?」であった。司法の濡れ衣で、当事者は名誉を大きく傷つけられたのである、と述べた。

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