2013年7月24日水曜日

民主進歩党第15期第44回中央常務委員会 プレスリリース


民主進歩党は24日、第15期第44回中央常務委員会を開催した。中央党本部国際事務部劉世忠主任の「2013年日本参議院議員選挙分析」報告、及び淡江大学国際事務及び戦略研究所陳文政教授の「真相を明らかに 責任追及:洪仲丘事件の分析と検討」の報告を行った。蘇貞昌党主席は、民進党立法委員は臨時会で、軍隊内の人権修正法案の提案、書類調査委員会の成立推進、重大な軍の人権案件を明らかにする要求を提出すると述べた。このほか、民進党は「民進党2013年国防白書」の31名の退役軍人によって、「百人の軍事事務革新チーム」を成立させ、洪仲丘の具体改革案、頼もしい国軍のイメージを作っていくことを確認した。   

蘇貞昌は会の中で、718日に馬政府は約束を破り、大埔の農民が政府に約束を果たすよう求め北上した機会に乗じて、これを「神様からの良いチャンス」と言って、大埔の4件の民家を強制的に取り壊した。昨日は武装していない教授、学生と民衆が、気持ちを表そうとしただけなのに逮捕され、総統に思いを伝えようとしただけなのに治安維持法で連行された。執政者のこのような横暴な態度は土地の人々に何の憐れみの感情も持っておらず、台湾の民主、自由と人権が後退していることの証明である。このほか、先週末の午前中、3万人もの若者が博愛特区に集り、国防部を包囲し、早くに亡くなった命に哀悼を示し、故人に代わって政府に抗議をし、正義を取り戻そうとし、真相の要求を求めたことは、心に残る公民運動であった、と述べた。

蘇主席は、苗栗大埔の人たちが台北に陳情に上がった機会に強制的に民家を取り壊したのは 自己の約束に背き、モラルにかけている行為だとし、洪仲丘案も未だに真相が明らかになっておらず、「人民はもう十分に待った。馬総統はやっと自分が3軍統帥であることを思い起こしたのだ」と述べ、人々は馬政府が無能なだけでなく、横暴で、責任逃ればかりで、既に野蛮と言えるところまで来た事を見せられた、と語った。「大埔の人々を応援する民衆に対して、学生を叩き、教授を捕まえる。このようなやり方を人々は憂い、怒り、あの当時の国民党の戒厳統治の亡霊がまた戻ってきたことを髣髴させている」と述べた。

蘇主席は、国民党は来週第2次臨時会を強行開催し、両岸サービス貿易協議と第四原発国民投票という、民意の反発が必死な案件を採択させる。社会団体や産業会のデモを引き起こすだろう。それでも執政者は「特定の政党と特定の人が歪曲している」という。蘇主席は、大埔、原発国民投票、サービス貿易協議から昨今の洪仲丘虐待死案まで、どの案件も社会を騒がせ、人々を怒らせた。この執政者は人々の声を聞こうとせず、人々の怒りを何とも思わないのである。

蘇主席は、民進党は人民の側に立ち、公民運動とともに成長している。政治資源は限られているが、民進党は様々な方法で各公民運動を支援し続けて、やっと手にした台湾の民主、自由と人権を守っていくのである。この5年来、馬政府への怒りと抗議の波が次々起こり、無能の馬政府は更に横暴となり、責任もない。民進党は更に団結努力して、台湾人民に替わり、やっと手に入れた民主、自由と社会の公平正義を守っていく、と述べた。

国際事務部劉世忠主任の「2013日本参議院選挙分析」報告の後、蘇主席は国際部の積極的な各国との外交の仕事と、日本の与野党と良好な関係を維持していることに評価を表した。日本の自民党は大敗を経験した後再び立ち上がったが、この過程は民進党の参考と励ましになる。世界の情勢変化は早く、周辺国家は台湾の政局と民進党との政策の方向と変化に非常に関心を持っている。国民も国際社会における台湾と各政党の見方に関心を持っている。国際関係と外交の仕事は重要であり、皆で力を合わせてしっかりと国際的な仕事をしていき、政権に返り咲いたときの十分な準備をしなくてはいけない、と述べた。

陳文政の「真相を明らかに、責任を追及、洪仲丘案の分析と検討」の報告の後、蘇主席は、もし国民党が強行に第二次臨時会を開催するなら、民進党立法院党団は制度の面から軍隊内の人権を有効的に改革する法律修正案を提出し、書類調査委員会の成立を推進し、全面的に真相を調査する。主席はまた。民進党は以前31名の退役軍人によって「国防白書」を完成させ、「百人の軍事事務革新チーム」を成立させた。制度、文化、管理の面から軍隊の現状を改革する案を提出し、頼もしい国軍のイメージを作っていく、と述べた。          

 

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