2013年7月22日月曜日

民進党 軍隊人権改革監督チーム第1回会議 プレスリリース



民主進歩党の「軍隊人権改革監督チーム」は、22日前行政院長游錫堃を召集人としたチームの第1回会議を開催した。游錫堃は第1回の会議の結果を以下とした。一、三軍統帥としての馬英九は国防部に期限を決めて真相の公開を求めるべきである 二、政府は速やかに江国慶の冤罪事件のように「軍司法連合チーム」を成立させること。三、立法院を通じて政府に調査報告を要求し、法律に基づき書類調査委員会を成立させること。国会監督方式を通じて、他の重大な軍隊の人権案件の処理と結果を報告すること。四、軍隊内の人権の法制度改革と法律修正の事項について、補佐機構で研究した後次の会議に提出すること

今日の第1回目の会議終了後、游錫堃とチームメンバーの立法委員秉叡、高志鵬、党副秘書長李俊毅は党外に対し今日の会議の決定事項を下記のように伝えた。

一、三軍統帥の馬英九は国防部に期限付けで真相の公布を求めること。軍の説明が一致せず、今回のケースでは重要な証拠が紛失していたり、情報が前後で矛盾していたりと、軍の捜査体制の信頼度に疑問が呈され、内部の監督機構は既に信頼できない状態だ:馬総統は自ら洪家を慰問したとはいえ、「管理が適切ではない」と決め付けて、その後で「政府が介入する」とごまかした。自分が三統帥の責任ある立場だという事を忘れている。よって、我々は政府に期限内に真相を公開する事、これ以上先に引き延ばさない事を要求する。

二、政府に江國慶の冤罪事件を例にし、「軍司法連合チーム」の成立を要求する。

三、立法院は政府に案の報告を求めるとともに、法律に依り書類調査委員会を成立させる。その他の類似した軍隊内の人権に係る重大案件について、我々の主張は、立法院が行政院と国防部に調査報告を行うよう要求すべきであるということだ。並びに、「立法院職権行使法」に基づいて「書類調査委員会」を成立させ、類似案件の処理経過と結果を、国会監督方式によって、政府に関連資料と報告の提出を要求する。

四、軍隊内の人権に関して、法制改革と修正法の方向は、補佐機構に研究させ、次回の会議に提出してもらう。

 游錫堃は、この事件は国民を驚愕させ洪氏家族への同情を引き起こした。蘇貞昌主席は民進党を代表して慰問と哀悼の意を捧げた。主席は、軍隊は服従が絶対だと強調し、馬英九は国家元首、三軍統の身で、「管理が不適切だったために、このような遺憾なことが起こった」と決め付けて、既に軍の調査報告に影響を与えた。「先に管理の不適切の調査を進めるといって、今度はまた「政府が介入する」という」。

「このようなあいまいなことはいけない」游錫堃はそう述べて、馬英九に少なくとも期限を決めて真相を公開することを求め、洪家と人々に対して素早く真相と説明を行うこと、特に軍が信頼を失くしており、民進党は馬政府に対し。江國慶罷免案にならって「軍司法聯合チーム」を成立し調査することを求める、と述べた。

高志鵬は、国防部が最初に提出した報告は全く「過程はあるが、真相がない」、「出鱈目で受け入れられない」と述べ、民進党の立法院団は国防部に立法院で報告することを求め、書類調査委員会を成立させて厳しい監督をさせる事を検討させる。高委員は、現在国防部の「プレッシャーをかけないと進まない」調査方式は、家族が受け入れられないだけでなく、一般社会の人々も軍は独断的で、閉鎖性があり、現実から目をそらすと思っている。国会の監督を受け、調査報告、書類調査委員会のやり方でもって初めて、真相が明らかになるのである、と述べた。 

志鵬は、書類調査委員会は司法の調査と立法権が相互に司法に抵触するのを避けるため、立法分立原則の下、以前の多くの救われなかった軍隊内の重大な人権案件と冤罪について、政府に報告と検討をするよう求めるものだ、と強調した。

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