2013年7月23日火曜日

蘇主席: 選挙区の立法委員に電話をし、民意の力を発揮してサービス貿易協議を阻止しようと呼びかける



民主進歩党の蘇貞昌主席は23日桃園県の平鎮市に到着し、両岸サービス貿易協議が産業に与えた衝撃-美容美髪業者との座談会に出席した。蘇主席は各業界に電話攻勢をかけるよう呼びかけ、国民党立法委員が29日の立法院でサービス貿易協議を審査する際に、産業と人民の立場に立ち、馬英九の側に立たぬよう要求しようとを呼びかけた。主席は、「一つの条文でも阻止すれば、交渉が再開出来る」、人々に対し、団結して力を発揮し、自分たちの産業を自分たちで救おうと呼びかけた。

桃園県の美容院職業労働組合の楊鄧今華理事長は、美容業は一つの放送局である。お客さんがお店に入ってきたら1時間以上過ごすところだ。中国は美容業を利用して台湾人を洗脳して台湾を統一しようとしている。これは簡単なことで、中国は台湾に進出する企業に予算をつけていき、台湾人の生計は成り立たなくなる。我々は自覚を持って、自分たちを救い、必要なときにはデモで政府にプレッシャーを与え、生存権を確保しようと呼びかけた。

あるシングルマザーは、自分は美容業を営み4人の子どもを養っており、過去に政治に興味はなく、馬英九をいい人とさえ思っていたが、現在この政府のやっていることには失望させられ、自分の仲間も裏切ることになった、と涙ながらに話した。もう一人美容業に従事する若い男性は、美容美髪業では最も底辺の労働者が働いており、中国に台湾での開業を許せば、価格競争が激化し、美容業に従事する若者に深刻な影響を与える、と述べた、

蘇主席はこれらの話に対し、馬政府は両岸サービス貿易協議の締結後、各地の各産業の代表者と語り合い、人々の心の痛みの声を聞いてきた。というのに、我々の行政院長と大陸委員会の主任委員(大臣)は、サービス貿易協議は弊害よりも利益が大きいといい、特定の政党やメディアが事実を捻じ曲げているとまで言った。蘇主席は、これだけ多くの人たちが苦痛の中で、声を振り絞って反対をしているというのに、江院長も馬政府も聞こうとしない。「反対している人たちは人ではないというのか?」と述べ、主席は、前回馬政府は誰も原発に反対している人間はいない、と言い、その発言を受けて芸術文学の監督は総統府前で「人」の文字を作り、「我々は人である、原発に反対する」と宣言した。ここにいる美容美髪業界の人々も立ち上がって、「我々は人である!反対する!」と叫んで欲しい。「そうすれば、政府は誰も反対していない」とか、「政党が捻じ曲げている」とは言わないであろう、と述べた。

蘇主席は、馬総統国策顧問の郝明義氏は最初の段階で総統に公開の手紙を書き、サービス貿易協議に反対して、「協定を結んではいけない!」と言った。郝明義氏は、馬総統は中国産業を台湾で開放することの危険がわかっていないと言い、自惚れであり、密室作業で、台湾の中小企業と底辺労働層への憐憫の心を持ち合わせいない、と述べた。「もし真剣に、良く理解をし、共感の心を持っていれば、真剣に聞くであろう。心のない人は、聞こえないと言うのである」、蘇主席は、ここにいる多くの理事長や母親は皆サービス貿易協議に反対している。皆で総統に大きな声で聞かせよう。来週の立法院でサービス貿易協議の各条文、項目の審査が始まるときに、皆で必ず立ち上がろう、と述べた。

 「今から電話をかけましょう」、蘇主席はそういって、民進党は桃園県では立法委員がおらず、民進党は国会で少数であるが、民進党は40人の立法委員がおり「全部が反対票である」。現在最も重要なことは、皆が選挙区の立法委員に電話をして、サービス貿易協議の阻止を依頼することであり、もし民意からのプレッシャーが大きければ、国民党の立法委員も国民党が民意を潰そうとするのを看過しないであろう、と述べた。

蘇主席は最後に組合の代表とともに、美容美髪業の重要な道具であるドライヤーを持ちながら、高らかに「仕事の権利を求め、サービス貿易協定に反対する」を叫び、政府に国民の仕事の権利を守るようよびかけた。

Share/Bookmark

0 コメント:

コメントを投稿