2013年9月25日水曜日

民進党蘇貞昌主席 結党27周年記念外交使節パーティー出席 プレスリリース


 
 

民進党主席蘇貞昌は24日昼、民進党結党27周年外交使節パーティーに参加し、出席した各国使節を前に英語でスピーチを行った。内容は以下の通り。

 
各国の駐台代表のご友人の皆様、ご来賓の皆様、こんにちは!民進党結党27周年記念外交使節パーティーにご出席下さりありがとうございます。

27年前、我々は民進党を結党しました。自由と人権が抑圧の下にあった戒厳令の時代のことです。民主を求めてデモをしていたあの時、ついに国民党政府に戒厳令を解除させ、動員戡乱時期を終わらせることができたのです。しかし最近の台湾政治の発展を見ると、昨今の台湾の民主主義は未だ完全なものではないということが証明されました。我々はこれからも努力し台湾の民主主義を正常な状態に戻していかねばなりません。

皆様に良いご報告をしたいと思います。それは、昨年のパーティーで皆様とお会いした後、民主進歩党執政の県、市の首長と立法委員の執政実績が、どの調査においても、他の政党と比べて非常に優秀であるということが報告されました。皆様もご存知のように、我々は最大政党ではありませんが、そのパフォーマンスにおいて、台湾の人々の目には最も優れた政党と映っているのです。

私が民進党の主席に就任して1年余りが経過し、この期間我々は地方組織を強化し、立法院民進党団との協調を進めてきました。我々は台湾の経済成長を進めるための経済振興策を提起し、マスコミ、大学教授、学生たちと手を携えて、メディアの寡占防止を訴えてきました。

そして、我々は様々な改革のプランにおいて、民意の議論を引き出してきました。破綻に瀕している年金制度改革、切迫した代替エネルギー問題、十二年国民義務教育問題などです。その他、我々は4つの国防政策と白書を発表し、民進党の国防重視を打ち出してきました。我々は単なる反対野党としてではなく、将来政権に復帰する責任ある政党として様々な努力をしています。

ご来賓の皆様、私はここで民進党が描く台湾の将来ビジョンをお示ししたいと思います。それは、「グリーン新政」です。それには4つの目標があります。持続発展、良好なガバナンス、社会正義、そして民主同盟です。 

我々は環境保護と脱原発国家を支持しています。皆様もご存知の通り、民進党は現在危険な第四原発の建設停止を懸命に働きかけています。我々は代替エネルギーを推進し、特に台湾の最も潜在力のあるLEDLVDランプ及びソーラーパネル産業の推進をしています。 

この他、民進党は最近過去8年間の執政経験の総検討を行いました。同時に、我々は現在の政権が犯している多くの過ちからも学んでいます。我々は皆様に、民進党が将来再度政権に返り咲いた際には、良好なガバナンスが我々の最優先目標であるとお約束いたします。

また、社会正義も我々は重視しています。最近の土地強制収用や両岸貿易サービス協定、軍隊内での虐待死事件、年金体系破綻の可能性などについても、我々は大きな努力をしています。民進党はこのような社会正義の改革も行っていきます。

民主主義は我々の核心的価値であります。民進党は台湾自身の民主主義を強固にするだけでなく、この貴重な価値に基づいて民進党の国際関係を発展させていきます。過去数ヶ月間で、我々は、日本、アメリカ、カナダ、他の国家を訪問し、民主同盟を深化させてきました。そこでの反応は好意的であり、機会があれば引き続きこの民主同盟を強化していきたいと考えています)。

民進党のシンボルカラーは緑です。民進党はグリーン環境、グリーンエネルギー、グリーン産業で政治と経済の緑の島国を作ろうと努力しています。民進党にとって、グリーンはきれいで、清廉で、持続性があり、善良なものです。よって民進党のビジョンはグリーン新政なのです。

将来多くの課題が待ち受けているでしょう。最も重要な地方選挙はすぐそこまで来ています。民進党は他の政党よりも高い支持があり、この挑戦を克服していくことに自信を持っています。民進党は再度政権に返り咲き、過去の執政時よりもより良く、立場をしっかりと確立し、グリーン新政を持続させていく決意です。

ご来賓の皆さま。一緒に乾杯をしましょう。我々の友情に乾杯!ありがとうございました。

 

Share/Bookmark

0 コメント:

コメントを投稿