2013年8月28日水曜日

両岸サービス貿易協定 テレビ討論会 9月15日に実施


両岸サービス貿易協定テレビ討論会について、民進党蘇貞昌主席の交渉代表が28日午後、公視(TV局)に赴き、馬総統の総統府交渉代表と第1回目の協議を行い、双方はテレビ討論会を915日午後2時に実施することで最終決定した。民進党の交渉メンバーである立法委員の蔡其昌はメディアのインタビューを受けて、双方が3年以上前のECFAディベートを話し合いの土台とし、交渉が順調に進んだことを伝えた。そして、蘇主席が討論会で人々に代わって声を発し、監督の立場として馬総統と討論を行い、野党の監督の責任をしっかり果たしていくだろう、と強調した。

今日の話し合いは、公視新聞部何国華マネージャーの進行のもとで進められ、民進党の交渉メンバーは蔡其昌立法委員、王閔生主席室主任兼發言人、黃致達政策會首席副執行長及び文宣部張力可副主任であった。蔡委員は、前回のECFA討論と少し違うところは、 民進党がテレビの視聴者にもっと集中して見てもらいたいと考えていることである、と述べた。前回のECFAの全体討論は2時間半以上もあり、この時間を少々長いと考える人たちもいたため、民進党は2時間の時間内で出来るだけ集中して討論を行うことを希望した。もともと互いに5つの質問を行うことで決まってきたが、双方の話し合いによって、それを4つにした。そうすることで、TV番組がたいてい2時間以内で終了することに慣れている人たちにとっては、同じ時間で討論が終われば、皆討論を集中して聞いてもらえることになるだろう、と述べた。

 
蔡委員は、他の部分についても大体がECFA討論のやり方と同じであり、 話し合いにはそれほど時間がかからず、互いのコミュニケーションも順調であったとし、「記者からの質問を受けるかどうかについて話しが出たか」との問いに対しては、蔡委員は、そのような話はでなかった、と述べた。また記者の一人が蘇主席は討論に自信があるか尋ねたところ、蔡委員は、蘇主席は自信を持っている、と述べた。サービス貿易協定によって衝撃や損害を受ける産業に関して、馬政府は政策決定の過程で、公聴会、討論など、本来協定に署名する前に行わなければならないものを全く行わなかった。「非民主的なやり方、不正義」であるばかりか、協定の内容を国にとって非常に有益であるなどと言っている。蘇主席は人々に代わって意見を言い、監督をする立場として、自信を持って、野党の監督としての責任をしっかり果たしていく、と述べた。

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