2013年9月10日火曜日

不法な手段で一線を越え、馬総統は重大な憲政危機を引き起こした


民主進歩党主席蘇貞昌は9日午後立法院民進党団会議に出席し、民進党立法委員から新しい会期で話し合われる事項についての考えを聞いた。蘇主席は会議終了後立法院団とともに会議決議について説明した。主席は、馬総統は不法な手段を用いて乱暴に政治を弄び、政敵を攻撃し、自己の勢力を拡大しようとした。 「馬総統自身が引き起こした憲政危機は、国民に大きなショックを与えた。非常に遺憾なこと」であり、馬総統は国民に対しはっきりと説明するべきである、と述べた。
蘇貞昌は、憲政体制を守り、人権を守り、台湾を堕落させることなく前進させていくために、以下の考えを発表した。

先ず、この重大かつスキャンダルな事件は、台湾がまた「長年に渡って野党や人々を電話盗聴している」-白色テロの時代に後戻りしたことを示している。柯建銘立法委員は民進党立法委員団の総幹事であり、彼に対して容疑の告発なく、長期間にわたって電話盗聴をしたのは全く疑う余地のないことであり、このようにして、民進党内部の様子が探られていたのである。民主国家にあってはならないことであり、アメリカのウォーターゲート事件よりも更に深刻で、更に許しがたいものであり、全く受け入れられないものだ。「我々は馬総統に質問する。あなた達は他に誰を電話盗聴しているのか?どれぐらい盗聴してきているのか?」

次に、黄世銘検察総長は今朝公開で認めたが、本案は刑事案件で、捜査は95日に終了するはずだったが、830日には黄検察長は馬総統に報告している。「まさに捜査中の機密漏洩ではないのか?」 馬総統は関わらないようにしなかったばかりか、司法に介入し、直接この案に関与し、憲政の一線を厳重に越えた。これは重大な憲政の危機である。「830日の会議で、馬総統は何と言ったのか?黄世銘検査長にどのような指示をしたのか?馬総統は社会に対して明確な説明しなくていいのか?」と述べた。

馬総統の民進党柯建銘総幹事に対する告発について、我々は「柯建銘の案件は無罪判決が出ている。無罪判決なのだから、口利きする必要があろうか?」、当事者が口利きを否定しているのに、検察もこれを当事者に尋問していない。口利きなどということは、全く成立しない話だ。「私は口利きを忌み嫌っている」-民進党公職でもし口利きがあるならば、私は決してかばわない。「しかし口利があったかどうかは馬総統が自分勝手に決めることでも、馬総統自身の判断でもない。証拠を確認し、司法の手続きをとらなければならないことだ」 。馬総統は自分で法規を乱し、違憲、不法なことを行い、これこそが最も深刻な行為であり、「総統の政治闘争、不法な手段で政治相手を叩くということこそが、厳重な違法行為なのである」と述べた。



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