2013年10月15日火曜日

蘇主席、引き続き国民とともに努力し、馬総統の共犯集団を揺り動かしていく


15日、立法院で江内閣不信任案の表決が出たことに対し、民主進歩党主席の蘇貞昌は午後声明を発表した。内容は以下の通り。

 
今日、憲政行動を起こした過程と結果から、皆さんもはっきりとお分かり頂けたと思います。
まず、私はこの期間、多くの人々、専門家や学者、公民団体の皆さん、オピニオンリーダーの皆さん-台湾教授協会、永社、憲法133聯盟等々の支持に対し最大限の敬意を表します。なぜなら皆さんが人々の側に立つことを選んでくれたからです。そして同時に、台湾団結聯盟、親民党が我々と同じ行動を採ってくれたことに感謝します。また、民進党の委員全員のたゆまぬ努力に感謝します。


7割を超える民意が馬総統と江院長を不適任と考え、5割の民意が倒閣案を支持するというはっきりとした民意に対し、国民党の立法委員はそれでも民意の反対側にたち、国民の倒閣要求を否決しました。表決が出た後、国民党の立法議員は倒閣案が採択されなかった事を喜びあい、行政院長は勝利者を気取っていました。この様子は歴史が留めるところとなるでしょう。そして、人々も決して忘れないでしょう。私は馬総統、江院長及び国民党の立法委員に、得意になるなと-あなた達は、国会の場では多数かもしれないが、一旦国会の外へ出れば、少数者にすぎないということ、今日あなたたちは国民の敵となり、将来国民は必ずあなたたちに倍返しするだろう、ということを忠告します。 

今日の投票結果で国民党の立法委員は期待できないことが証明できました。倒閣案の目的は、馬英九、江宜樺を検証することでもありましたが、投票の結果で、馬江の2人は反省もせず、罪も認めないことがはっきりしました。道徳と法律上で全て負け、あとは党紀が残るだけだというのに、あつかましく党紀でもって自己を守り、馬総統の意思を民意に押し付け、国民の倒閣要求を阻んだのです。 

今日倒閣案は否決され、人々はわかりました。国民党は自己欺瞞をする必要はありません。これは民意ではなく、国民党が支持をしなかった結果です。これは人々の失敗ではではなく、今日は国民党が失敗の種を蒔いたのです。倒閣は成功しませんでしたが、馬英九の支持率が上がることはありえません。江宜樺が人々の信頼を取り戻すこともないでしょう。馬総統に反対する大きな民意が更に大きくなり、人々の馬政府に対する不満が一層強くなるだけです。そしてこれが次の行動となり、一層強い反発の力となるのです。より大きな強い力を積み重ねて行くため、民進党は謙虚に公民の力と結束して努力を続け、共に馬総統の共犯集団に揺すぶりをかけていきます。 

同時に、国民党の立法委員の心の中には国民が存在せず、あるのは党紀だけで、期待することができないこともわかりました。よって我々は、民進党立法院党団の、与野党協議停止決定を支持します。なぜなら、馬総統の共犯集団は、協議等は不必要だからです。

更に重要なことは、我々は自分たちの実力をつけていくことです。国会で、我々の監督能力を強化し、地方で我々の執政レベルの高さを維持し、より多くの支持を獲得していくことです。
民主主義を守り、憲政責任を追及し、憲政を乱して国家を滅茶苦茶とし、人々の生活を苦しくさせた集団には代価を払わせるのです。民進党は決して妥協せず、諦めません。なぜなら国民は妥協をしたり、諦めたりできないからです。民進党は民意の側に立ち、正しい事を行っていきます。決してやめることはいたしません。

 

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