2014年1月3日金曜日

蘇主席が林佳龍と面会、台中の5つの選挙対策を定める


民進党の張惇涵スポークスマンは3日、メディアの取材に対し、民進党蘇貞昌主席が午前、民進党の2014年の台中市長候補者となる林佳龍立法委員と会い、中部台湾の選挙協力と情勢について約1時間の面会を行ったとした。それには中部台湾の選挙総本部設置など多くの具体的な対策が含まれ、「5つの選挙対策」について双方が合意したと述べた。

張スポークスマンは、蘇主席と林立法委員との面会は打ち解けた雰囲気で、様々な話がなされたと語り、去年9月の民進党結党記念会の際、蘇主席は幹部を率いて、連続4日間台中市、彰化県、南投県地区を訪れ、年末前に順調に台中、彰化県、南投県の予備選挙協力作業を終えることができた。このことは、蘇主席が中部台湾の選挙情勢を非常に重視していることだ、と述べた。
 
張スポークスマンは、蘇主席と林委員が台中の5つの選挙対策について双方が合意に至った、と述べ、先ず1月15日の中央執行委員会で林佳龍の推薦が採択されること。同時に、蘇主席は全力で党内部の調整作業を終わらせること。3つ目に、旧正月期間中蘇主席は台中市長候補者の林佳龍と台中地区の廟に赴いてお参りをすること。4つ目に、今週屏東、南投で「2014年団結勝利の決起晩餐会」を開催するが、中央党本部は旧正月の休み明けに、林佳龍総本部と合同で台中市において、同じく決起晩餐会を開催し、勝利の気勢を高めること。五つ目に、民進党は中部台湾に選挙対策総本部を設置し、台中、彰化、南投の選挙の勝利に全力で協力していくこと、である。

張スポークスマンは、「この5つの対策は、民進党が2014年に大きく邁進することを意味し、中部台湾で選挙に勝つ大きな一歩を踏み出すことだ。必ず勝利を手に入れる」と述べた。

林佳龍は党本部を出る際にメディアのインタビューを受け、主席に台中の予備選挙の状況を報告し、党中央の選挙協力計画に了解したこと、蘇主席が就任後中部台湾を特に重視してくれていることに感謝を表し、特に去年中部台湾で結党記念会が行われる際に、いち早く台中、彰化、南投の推薦作業に取り掛かってくれたことが、選挙の早い準備に大きな助けとなった、と感謝の気持ちを表した。そして林佳龍は、蘇貞昌主席が台中建設の具体的政見を提出することを望めば、全力でそれにあたると述べた。

林佳龍は、中部台湾選挙対策総本部は、台中市のみならず、台湾中部全体をカバーするもので、党によって設置されるものであるから、党内外の人材を招くことができ、これは自分にとって大きな助けとなるとし、中部台湾の選挙対策総本部があることで、党の団結を促進し選挙対策の効果をあげることに役立つだろう、と述べた。

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