2014年2月26日水曜日

民主進歩党第15期第69回中央常務委員会プレスリリース


民主進歩党は26日、第15期第69回中央常務委員会を開催した。党スポークスマンの林俊憲は、今日の常務委員会では2014年直轄市議員予備選挙アンケート様式について決められ、2014年直轄市議員推薦世論調査の委託機関について決定した。その他、「桃園県議員羅文欽の汚職が本党に不名誉をもたらした件について」中央常務委員会では、決議は全て中央評議委員会に送られることが決められ、中央評議委員会に迅速に会を開き除名処分を行うよう要請した、と述べた。
党秘書長林錫耀は党務報告の際、民進党が38日に台湾全国原発廃止デモ行進活動を応援することを明らかにし、党員と支持者に参加を呼びかけた。329日には反原発マラソン活動が行われる。

民主進歩党は主催団体の一つなので、これまで中央党本部の関連部門は同じくマラソンの主催環境保護団体と密接に協力しあってきた。積極的に資源と人材を提供してきた他、党は多くの宣伝活動もしており、党の役員と人々に「329マラソン」にインターネットで申し込み、コンビニのibonシステムで費用を納め、「329」当日の反原発マラソンと親子フリーマーケット等の活動に参加しよう、と呼びかけた。

今日の常務委員会は台北大学財政系黃世鑫教授による「現在の我国の税制改革の道のり」の報告であった。蘇主席は黄教授の報告と常務委員の発言を聞いた後、2008年以来我国の財政は急速に悪化し、支出の濫用があり、中央政府の平均の毎年の財政赤字は3千億元に至っている。加えて、多くの減税の措置によって、税制の公平正義が次第に失われている。我々は国家財政の健全化に対して、政府が完全な対策をとるべきと考えている、と述べた。

蘇主席は、改革の推進は圧力がかかるが、全体で思考し、国家の発展と税制の公平上のバランスをとらなければならない。よって、節約と税収を増やすという2つのことを平行させ、一方で厳しく支出を管理し、浪費を抑え、その一方で税制の合理化を推進することが必要である。例えば「反租税回避条項」を実施することこそ、税制改善、労働者の負担を軽減する目的を達成できる。今回の政府がとった対策について、我々は法律の修正について細かく現実的に検討する価値があるが、しかし、馬政府が過去に「有価証券取引税」の推進において出した悪い実績を考えると、今回本当に実現し効果を発揮できるか、信用することができない。であるから、立法院民進党団にしっかりと監督をお願いする。

蘇主席はまた、納税の公平性を強化するのは財政資源の再分配の方法の一つでしかない。本当の抜本的なやり方はやはり産業競争力を向上させ、質の良い仕事を生み出し、給与水準を上げ、社会福祉を強化させ、産業の向上に有利で、労働者に優しい環境を作りだすことだ。これが責任ある政府が避けて通れない課題である、と述べた。

中央常務委員会の後、メディアが桃園県議員羅文欽の除名の件について尋ねたところ、蘇主席は、羅議員の汚職は民進党の名誉に傷をつけ、非常に不適当なことであるとし、民進党議員のこのような行為について深くお詫びをした。そして、民進党は中央常務委員会を通じて明確な態度を表明し、この問題を中央評議委員会に送り、中央評議委員会を迅速に開催し除名処分を決定することを要求する、と述べた。

その他、記者が台北市長候補者に係る事務作業終了後の状況について尋ねたところ、蘇主席は、委員会招集人の段宜康は今日の中央常務委員会で5人の候補者名簿を提出し、午前中中央党本部は5名の台北市長立候補者を呼んで会議を開いた。最後に39日午後にテレビで市政ディベートを中継し、市民に民進党候補者の政見と市政ビジョンを理解してもらうことが決まった。「市長を選び、市政を論じる」ということは、最も責任のある態度である。今回の討論は民進党の優秀な仲間が市民に対して各々の主張を述べる機会となり、人々にそれを評価してもらい、市政への関心を高めてもらうことである。それは選挙にとって、健全で最も正常なやり方である、と述べた。

Share/Bookmark

0 コメント:

コメントを投稿