2014年2月6日木曜日

林俊憲スポークスマン:教育部に新しい学習指導要領改定の即時撤回と、政策決定過程及び委員リストの公表を求める


高校の歴史学習指導要領改定について、民主進歩党の林俊憲スポークスマンは6日、高校歴史の学習指導要領は民国100年(2011年)に改定が完成したばかりであり、規定によれば、検定期限は6年である。現在学習指導要領は施行から2年もたっていないのに、どのような考え方と理由に基づいて、突然その改定が行われたのか?その内容は、教育部が言うような「微調整」ではなく、「劇的な変化」であり、元来台湾に主体性のあった歴史観が大幅に変更されている。民進党は教育部のこのようなやり方を全く受け入れることはできない、と述べた。林スポークスマンは、民進党立法院団は次の会期で、教育部に高校歴史学習指導要領改定の政策決定の過程及びこれに関わった審査委員のリスト、会議事項と公聴会等の関連する資料を公開するよう要求する。教育部は、新しい学習指導要領の改定を即時撤回するべきであり、民進党は民間の抗議を支援すると述べた。

林スポークスマンは、教育部はこっそりと学習指導要領を改訂し、学生や保護者、学校の権利を著しく侵害し、現在まで教育部は社会の疑いや要求に対して何の回答もしていない。行政手順法の規定によれば、民衆の権益に重大な関わりのある事項は全て、政府は政策決定の過程を公表しなければいけないことになっている。しかし教育部は、こっそりと外部が知らない状況下で、高校の歴史の学習指導要領をこのように大幅に改定し、何の説明も行っていない。教育部の蒋部長は全国の教育の舵取り者として、問題から逃げるべきではない。教育部は改定審査委員リストと政策決定過程を即時公表し、新しい学習指導要領の改訂を撤回するべきである、と述べた。

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