2014年6月25日水曜日

民主進歩党第15期第82回中央常務委員会プレスリリース


民進党は25日、第15期第82回中央常務委員会を開催した。長年華人民主書院で研究員を務める林驊を招き「『占拠中環』運動から見る香港民主化のプロセス」を、青平台董事長鄭麗君委員からは「十二年国教の混乱の評価と分析」の報告を受けた。林俊憲スポークスマンは、林驊氏の報告のあと、民進党中央常務委員会は香港の人たちの普通選挙実現と民主化の要求を支持することを表明し、以下の声明が採択された、と述べた。

  

一、香港の人々の「占拠中環」公民投票活動は、現在で70万人を超える人たちの参加があった。様々な阻止と干渉があり、香港政府と北京が「占拠中環公民投票」を「非法」で「無効」であると宣言したが、香港の人々の民主と改革への切望を消すことはできない。

 

二.北京は「占拠中環住民投票」を進める前に《「香港特別行政区における一国二制度の実践」白書》を発布し、特に香港に対して「全面的な管轄統治権」があると主張し、強行に「一国二制」の約束をくつがえした。これは香港の人々にとって受け入れがたいだけでなく、台湾人の中国に対する反感をも深めるものとなった。

 

三.香港の人々は公民投票を通じて彼らの意思を表した。民主原則に合致した香港特別行政区の行政長官の普通選挙が実現することを希望する。我々は、今回の香港の人々は理性、平和的なやり方で主張を表したのであり、住民投票の結果について、香港政府と北京は尊重するべきである。

 

四、民主進歩党は香港の置かれている状況に高い関心を持っている。というのも、民主、人権、自由はどこの国においても普遍的な価値であるからだ。よって、我々は香港の人々が民主化を追及することを応援するし、香港政府と北京が 「占拠中環住民投票」で明らかになった民意を尊重し、香港の人々が普通選挙を実現したいという要求に答えるべきである。

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