2014年6月6日金曜日

外交休兵がまたもや壁にぶつかる。訪中のダブルスタンダード


台湾とアフリカの関係が、ガンビアとの断交のあと、また厳しい局面に立たされている。

アフリカで国交のあるサントメ・プリンシペの総統が近々中国の上海をプライベート訪問する。国民党の外交休兵の失敗がまた一つ増えた。民進党の林俊憲スポークスマンは、馬総統は今年1月にサントメ・プリンシペを訪問したが、半年しないうちに、サントメ・プリンシペ総統の訪中の知らせが届いた。政府の高官が、外交休兵という偽りの平和を自慢している間に、対岸は動きを止めていない。ガンビアとの断交から、サントメ・プリンシペ総統が訪中するまで、外交官は全てを第三者から知らされた。先ごろのベトナムの反中運動が台湾企業に及び、インドの選挙の情勢が変わったときにも、台湾の代表は休暇中であった。「外交の仕事は何ともだらしがなくなった!」

林俊憲スポークスマンは、台湾の国際的な境遇は極めて困難であるというのに、外交チームは外交休兵という誤った政策によって、力が発揮できず、国家の利益を守ることもできていない。政権党の親中の態度に加えて、政府高官が次々と中国を訪問すれば、国交のある国はどうすればいいかわからない。「もし台湾在外事務所が事後に情報を得るならば、これは外交の問題である。中華民国総統が馬習会をアレンジしようとしているときに、国交のある国に対し中国に行ってはいけない、というのは、一層深刻な問題である、と述べた。
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