2014年8月20日水曜日

民主進歩党第十六期第二回中央執行委員会プレスリリース


民主進歩党は20日、第十六期第二回中央執行委員会を開催した。新竹市民進党部主任委員で新竹市議員の林智堅を民進党2014年の新竹市長候補者とすることが採択された。中央党本部も中央執行委員会のあとで、「新世代ナビゲーター」推薦記者会を開き、「新世代」に所属する林智堅と民進党苗栗県長候補者の宜臻をそれぞれ推薦した。

民進党スポークスマンの林俊憲は、今日の執行委員会では花蓮県、新竹県、金門県、連江県など4つのまだ県市長候補者が決まっていない県市について、中央常務委員会に最終決定を委ねることが採択された。林スポークスマンは、この4つの県市は常に民進党が最も苦労する地域であり、選挙情勢も特殊であり、県市の他の野党陣営が候補者を出すことに意欲を表しており、 政治の情勢変化を考慮し、在野聯盟を作る可能性に基づいて、中央執行委員会は中央常務委員会に決定権を委ねるとした。
  
民進党の釗燮秘書長は選挙対策委員会の召集人である蘇嘉全、林智堅、宜臻とともに、「新世代ナビゲーター」推薦記者会見を開いた。釗燮秘書長は、この数年経済が下降し、人々の生活は非常に苦しく、家の値段、物価が値上がり、平均的な給与も16年前に後退している。責任を負わない馬政府に対し、民進党は責任を負う。特に、昨今の評価と調査では、民進党の県市長の政権運営は5つ星がついており、満足が最も低いのは全て国民党である、民進党の候補者を県市長の首長と公職に就かせることで、台湾を実際に改革することができるのであり、人々に幸せと誇りを取り戻すことができるのだ、と述べた。

呉スポークスマンは、去年の「九月政争」で馬総統は権利を乱用して盗聴を行い、党内の違う立場の人間や国会議員を攻撃し、最近馬政府はまた同じように拙劣なやり方を用いて、大陸委員会の第一線の交渉代表者の人事問題まで起こした。社会の混乱や騒ぎを引き起こし、国家安全に影響を与え人々を不安に陥れている現況である、と述べた。

釗燮スポークスマンは、今日から選挙まで100日を数えるところとなり、各県市候補者の選挙サポーターは全力を尽くし、蔡英文出席も中央党本部の幹部と職員を引き連れ、台湾の北から南まで全力で選挙応援を行う、と述べた。また、今日から中央党本部の幹部と全職員は、週末と決まった休暇を除き、特別休暇、長期休暇、海外旅行を停止し、党を挙げて全力で選挙戦を闘っていくことを宣言した。

蘇嘉全は宜臻と林智堅の1970年代生まれの「新世代」である2人を紹介した。蘇嘉全は、宜臻は比例代表選出の立法委員で苗栗出身である。過去長期に渡り弱者団体の弁護士を務め、一般の人々に奉仕してきた経験が豊富である。「苗栗県にはドイツのメルケル首相のように、徹底的に改革し、気合の入ったリーダーが必要だ」「宜臻は苗栗を変えることが出来る。今日中央執行委員会で指名された林智堅は、新竹で14年間の新竹のために尽くしてきた。台湾大学国家発展研究所の学歴を持ち、国会秘書を務めた経験があり、中央執行委員会、新竹市議会でも大変優秀な働きをしている。「新世代との引継ぎを、我々は全力で支持する」と述べた。

苗栗県長の指名候補者となった宜臻は、苗栗県は最近いくつかの案件により被害者の会が増え、抗議が最も多く、不正義が蔓延る地域となった。苗栗の政治システムは、全ての苗栗の人々が変えたいと思っていることだ、と述べた。宜臻は、苗栗銅鑼の一人の弁護士として、社会弱者を重視しており、苗栗の人々が公平正義、県政正義を推進し、苗栗の良い環境を人々に取り戻したいとを希望している。「人が変わるだけでなく、一新が必要である」彼女は、苗栗の有権者に政治を新世代に引き継ぐことを呼びかけた。どんな派閥にも所属せず汚職とは無縁の新世代が、苗栗の長期に渡る国民党政権政治を徹底的に変えるのである。


新竹市長指名者の林智堅は、新竹市といえばサイエンスパークだが、地元市民は生活の上でサイエンスパークがもたらす幸福を感じていない。インフラ交通、歴史文化も適切な計画がない、と述べた。林智堅は、新竹の生産性は高いのに、それを市民は余り誇りだと思っていない。新竹は「市民は一流だが、政府は二流である」。自分は若いので夢を見る勇気があり、将来の新竹を市民が十分参与し、創意ある都市に変えていく。小さな幸せだけでなく、幸福が最大限の新竹市を作っていく。「党がこのような光栄な任務に責任を与えてくれたことを嬉しく思う。市政府の長きに渡る何もしない政治を終わらせたい」と意欲を語った。

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