2014年9月25日木曜日

半数以上の国民が「一つの中国」を支持している?黃帝穎:馬英九は事実を隠している


馬英九総統が外国メディアのインタビューを受けた際:過去20年来、8割の台湾民衆が「現状維持」を支持しており、半数以上の民衆が「一中原則」を支持していた、と述べた件について、民主進歩党の黃帝穎スポークスマンは、馬総統は世論調査の数字を断片的に取り上げ、自分が見たいものだけを見ているのである、と述べた。

黄スポークスマンは、長年大陸委員会と政治大学の選挙研究センターが台湾の人々の統一独立傾向について長期間調査を行っているが、結果の傾向を見ると、統一を主張したり支持する人の割合は下降しており、独立を主張したり支持する人の割合が年々増加している。同時に、現状維持を主張する人は大多数を占めているが、これら大多数の民意はこの6年余りの馬総統の傾中傾向を深く憂慮している。

黃帝穎は、馬総統が半数を超える民衆が彼の一中原則を支持しているというのは、世論調査での長年の民意とは合致していない、と述べ、世論調査によると、1994年以来台湾人のエスニックアイデンティティは大きな変化があった。その年には千島湖事件があり、その年から自分は台湾人だという割合が上昇し始め、自分は中国人だという割合は年々少なくなってきた、と指摘した。

黃帝穎スポークスマンは、馬総統が絶対認めたくなく、台湾人に言いたくない世論調査がある。それは、遠見雑誌と他の雑誌社の世論調査チームが設立した会社(台湾指標世論調査)で行った2度の世論調査だが、圧倒的多数の台湾人が「台湾と中国は2つの各自発展した国家である」と考え、馬総統が2期目就任以来、「両岸は国と国の関係ではない」と強調し続けている言い方は、台湾人の民意とはひどくかけ離れているものだ、と強調した。馬総統の言う「半数の民衆が彼の一中原則を支持している」ということを、誰が信じるであろうか?誰を騙したいのだろうか?


黃帝穎は、台湾の前途は、台湾の2,300万人の人々によって決められるもので、馬総統は学生運動から教訓を得、個人の歴史的位置付けを求めるために民意に背き、間違った解釈の言論を続け、他国に事実を隠し、台湾の利益に危害を加えるをやめるべきである、と述べた。

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