2014年11月9日日曜日

黃帝穎スポークスマン:中国政府は台湾を矮小化し台湾国民の反感を招いた。


民主進歩党スポークスマンの黃帝穎は9日、台湾が北京のAPECに参加する様々な過程で、中国政府がわざと台湾を矮小化したと述べた。台湾人は、国際組織に意義ある参加をしたいと希望しており、このことを中国は理解し尊重するべきであり、様々な制限を設けたり、台湾を矮小化したりしては、台湾人の中国政府に対する深い反感を招くだけである、と述べた。

黃帝穎スポークスマンは、今回は最初から、会の招待状が中国国務院台湾事務弁公室副主任の来台ついでに渡されたというやり方から始まり、全く他の経済体と同じような、中国外交部からの招待ではなかったのである。蕭習會の後の記者会見の場所も、リーダー会議の会場ではなかった。馬政府はこれに対して矮小化だと抗議もしていない。 また、中国は我々が国際的な参加をすることに圧力をかけ続け、APECのような国際的な場所で、あらゆる場面で台湾の代表を差別し、「台湾は中国の一部分」のような誤った印象を与えてきた。馬政府は最初からこのようなことが起こる事を知っているのに、全て受け入れ何の意思表示もない。多くの台湾の役人たちの参加も排除されているが、何の抗議もせず、これは総統失格であり、非常に遺憾なことである。


中国国家主席習近平は、両岸の「想いが一つになる」云々を実現させると主張しているが、民進党は、中国はしっかり台湾と中国の違いを理解し尊重するべきだと考えている。台湾は民主国家であり、台湾の人々は国際組織に意義深く参加することを希望している。これを中国政府は理解し尊重するべきであり、台湾を矮小化するようなやり方は、台湾人の中国政府に対する反発を強めるだけである、と述べた。 

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