2014年12月1日月曜日

蔡英文主席:人々の力を前に我々はより謙虚になる


民主進歩党の蔡英文主席は29日夜、前主席蘇貞昌、謝長廷及び党秘書長の釗燮、選挙対策委員会召集人の蘇嘉全及び党の役員とともに「九合一台湾統一地方選挙結果」記者会見を行った。蔡英文主席の談話は以下の通り。

2人の前主席、蘇前主席、謝前主席、そして今回の選挙活動メンバー幹部と各メディアの皆さん。今日の選挙の結果は現在の台湾人民の意思を表したものです。民主進歩党は今回の九合一の統一地方選挙で、13議席を獲得し、結党以来最も素晴らしい成績を残しました。この選挙結果は、台湾人民の勝利であり、若い世代が責任を負い始めたことも意味しています。ここに主席として、今回の選挙期間中、民進党を信頼してくださった全国の皆様に感謝します。全ての票を大切に思い、一票一票に私たちの責任を感じています。我々は全党をあげて、「謹んで 薄氷を踏むが如く」の気持ちで、人々に対する責任を持ち続けていきます。我々は勝利を嬉しく思います。しかし今晩からは、国民党の失敗を反面教師にしていかねばなりません。政府が人民の側に立たないならば、人々はいつでも権力を取り返すことが出来るのです。
私は特に蘇貞昌前主席、謝長廷前主席、そして柯建銘総召集人及び立法院民進党団の全ての立法委員、及び民進党幹部の皆さんに、この数ヶ月来、各自が不眠不休の努力を続け、共同でこの使命を果たしたことに感謝の意を表したいと思います。国家の改革のため、民進党のため、困難と危険を恐れず最後の最後まで戦い抜いたことに感謝します。我々は皆さんの事を誇りに思います。
台湾はまさに変化の時を迎えています。これは民進党がしっかりと認識しなくてはいけない事実です。今日の選挙の結果は、歴史的な変化の幕開けです。将来台湾が進む方向は、国内の政党と市民社会の人々の知恵を集めて決めていくのです。政治家として、我々の原則は一つです。それは人々の力を前にして、一層謙虚に ならなくてはいけない、ということです。今から我々は地方からスタートし、一歩一歩、将来の総統選挙に向かって勝利を獲得しに行きます。台湾に神様の御加護がありますように。 皆さんありがとうございます。




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