2014年12月13日土曜日

台湾教授教会の募金食事会出席 蔡英文:国是会議を開催し、憲政改革の時に臨む


民主進歩党の蔡英文主席は13日夜、台湾教授教会の2014年感謝募金食事会に出席し、挨拶で以下のように述べた。憲政改革の時が来た。皆で力を合わせて、共に台湾の厳しい試練に立ちむかって行こう。民進党は国民党や国内の主要政党、公民団体の代表を招いて、共同で国是会議を開催し、目下台湾が直面している重要な議題、憲政改造、国会改革、公民縁参与及びその他の人々の関心のある重要な議題について、コンセンサスを探し、問題を解決していく。

蔡主席は先ず、台湾教授会の教授たちに感謝の意を表し、先日の九合一統一地方選挙期間中、教授たちの助けを受けたことや、台湾教授会が民進党シンクタンクと政策に一貫して励ましを与えてくれていることに感謝を表明した。また、蔡主席は、多くの学生が社会運動や学生運動を行っているときに、台湾教授会の先生たちは学生に対し励ましと支持を与えてくれた。2014年、我々は台湾社会に若者の台頭や活躍を見た。特に3月の学生運動では、若い世代が既に成長し、台湾の責任を負い始めてくれているのを知った。彼らは、野百合時代から今日までの間、台湾教授教会の多くの先生たちが育ててくれた学生たちであり、台湾教授教会の先生たちも台湾の最前線に立って、台湾の将来を思ってくれた。教授たちの台湾社会の貢献に感謝する。そして特別に、張炎憲教授に対し感謝の念を捧げた。

蔡主席は、2014年の選挙は既に終わり、今回の選挙の結果では、台湾社会が意志を示し、現在の不満と社会の不安を表明したことが見て取れる。今回彼らが民進党に投票することで、民進党は13の県市長の議席を獲得した。この13議席の県市長は多くの人々の期待と責任を引き受けることになった。我々は必ず「民進党執政、品質保証」を守り、皆さんには是非13の県市長に励ましと指示を与えて欲しいとお願いする。

蔡主席は、現在多くの人たちが台湾社会には根本的に解決しなくてはいけない問題が沢山あると感じている。また台湾の社会がうまく機能していないのは、体制上検討しなければならないことが多々あるからだ。よって、蔡主席は、「我々は国是会議を開催するべきである。与野党、政党と社会は、国家の重要な問題についてのコンセンサスを形成し、台湾が直面している様々な厳しい問題を解決しなければならない」と呼びかけた。蔡主席は、今回の選挙では、国民党政権が大きな挫折にあい、検討と改革を行うとした。台湾の政治の枠組みである憲法を修正しようという主張さえ出ている。今回良かったことは、人々が現政権に対する強烈な不満を表した後、国民党がついにそれに反応をしたということだ。遅いけれども、まだ間に合う。

蔡主席は、与野党と社会は、台湾が大きく変わらなければいけないということで初めてコンセンサスを得た。2015年の前半に国是会議を開催するのは最も良いタイミングである。将来の1年半、政局を混乱させるわけにいかない。国家を空転させてはいけない。民進党は責任を負って、国家と人々の安定したエネルギーになる、と強調した。


蔡主席は、我々が現在直面している憲政問題は非常に多く、総統と閣僚の職権のバランスがとれていない問題などもある。多くの教授や先生方はみな、「憲政改革の時だ」と言っている。現在この憲政改革の時が既に到来したのを受けて、我々は台湾教授会の皆さんたちと一緒に台湾の憲政体制を見直し、台湾が目下直面している重要な問題を解決させていきたい。台湾のために一緒に改革していきましょう、と述べた。

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