2014年12月8日月曜日

黃帝穎スポークスマン:毛内閣は先ず食品安全問題を解決するべきだ。


毛治國が8日行政院長を引き継いだことについて、民進党の黃帝穎スポークスマンは、人々の「食の安全」を確保するのは、政府の基本的責任である。社会は馬総統の内閣改造について、見かけだけを変えて実質は何も変わっておらず、誠意を持って民意に応えていないと考えている。食の安全は最も基本的な生活の問題であり、毛内閣の政務官の多くが江内閣の留任となっている。毛内閣が自分が継ぎ目なく任務を引き継いだと思っているのなら、すぐに国民に対し食品安全事務室の成果を報告する義務がある。並びに3.3万トンの劣悪油の流通ルートを公表し、優先的に食品安全問題を解決するべきである、と述べた。
  
黃帝穎は、頂新の劣悪油事件により馬総統は10月に国家安全レベルの食品安全事務室を成立させ、政府は10月末までにベトナムから輸入した3.3万トンの劣悪油の流通ルートを公表すると約束していた。しかしそれから今日まで既に2ヶ月がたっているが、その約束は果たされていない。3.3万トンが2,300万人の台湾人の食用に使われたとすれば、国民一人当たり1.4キロも劣悪な油を口にした危険性がある。大腸癌が連続6年も我が国の癌発生の第一位となっていることを考えても、江内閣が果たさなかった約束を、毛内閣は果たすべきである。国民の健康と食の安全を守ることは政府の最も基本的な責任である、と指摘した。


この他、頂新の101の株式譲渡と中国資金や外国資金の問題について、黃スポークスマンは、毛内閣は監督責任をしっかりと負って、厳格に頂新の株式譲渡の合法性と合理性を審査し、株式譲渡の課程や取引相手に透明性があるかを調べるべきだ、と述べた。専門家の評価報告を提出し、台湾のランドマークである101の主権を確保し、頂新による株の投機的売買や財産隠しなどの様々な可能性を防がなければいけないのである。

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