2015年1月5日月曜日

陳前総統に対する医療の為の仮釈放について民進党の声明


陳前総統の医療のための仮釈放(保外就医)の件について、民主進歩党の釗燮秘書長は、民進党は二つの国際人権規約に基づいて、長い間馬政府に監獄行刑法に基づいた陳前総統の保外就医を呼びかけてきた。過去には中央執行委員会において十回の声明を出し、馬政府に陳前総統の医療人権を尊重し、医療のための仮釈放を実施することを強く要求し続けてきた。民進党は、政府が医療人権についてこのような決定をしたことについて、遅かったとは思うが、これを評価したい。同時に、保外就医の期間中、最良の医療を受けてもらうとともに、この機会に安心して静養し、家族と団欒してもらえることを希望している、と述べた。

釗燮秘書長は、陳前総統の健康状態は過去二年間台北の栄民総合病院、台中の栄民総合病院、及び法務部が依頼した高雄長庚病院の陳順勝教授が進めた医療診断と専門的な鑑定において、非常に明確な病状の説明がされていた。そのうち台北の栄民総合病院の診断書では、「自宅療養」が病状の悪化の進行を防ぐと建議しており、陳順勝教授の鑑定報告では更に、「陳総統の心身状態は24時間の介護が必要で、法律上は後見開始の状態であり、生命と健康上に予想できないリスクがある」としていた、と述べた。よって、民進党は、政府が政治偏見から離れて、専門家の意見や人権の立場を尊重し、陳前総統に医療のための仮釈放を行ったことを、嬉しく思うし、評価する。釗燮スポークスマンは、これは政府の考え方が、国民党か民進党かとことから離れ、人権を尊重するという重要な決定をしたということであり、社会の対立を解消し、社会の調和を促進することと考えている、と述べた。


 釗燮スポークスマンは、陳前総統の保外就医は人道的な問題であり、我々は社会全体がこのことを考えるときに、政治的な視点でこの問題を考えることがないよう希望している。我々は、陳前総統のことを心配している親戚や周りの人々に、陳前総統が医療のための仮釈放期間中、多くの時間を安心して静養し、家族と団欒できるようにさせてあげて欲しいと思っている、と述べた。

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