2015年2月19日木曜日

台湾各地で旧正月の参拝を行う。蔡英文:社会の平和と人々の安らかな暮らしを願う


民主進歩党の蔡英文主席は19日、正月1日目から5日まで台湾の28箇所で参拝日程をこなす。1日目の午前は新北市の竹林山寺を参拝し、「厚德載物(徳が高い人こそ重責を担う)」の1元のお年玉を配って信者と新年の喜びを分かち合った。現場では蔡主席の等身大パネルが準備され、人々は携帯で写真を撮ってネットにアップロードし、沢山の参加者で現場は大変な盛り上がりであった。

蔡主席は参拝に訪れた人たちへの挨拶で、毎年お正月に竹林山寺へ参拝に来るが、我々の国が守られ、天候に恵まれ、国と人々が平和な日々が過ごせること、社会の安定と人々の安らかな暮らしを願う、と述べた。蔡主席は更に全国の国民に向け、この1年が順調であり、健康で、家内安全であることを願っている。「あけましておめでとう!」と挨拶した。

メディアが、蔡主席が親民党の宋楚瑜主席と面会したことについて、何か議論がなされたのか?と尋ねたのに対し、蔡主席は、宋主席のところを訪ねたが国内の様々な問題について意見交換をし、主に憲法修正の問題について話した。この社会にとって、責任感のある政党が一緒にしっかり話し合うことはよいことであろう、と述べた。

そして、馬総統が大晦日の談話で与野党の協力を呼びかけたことについては、蔡主席は、目下台湾の挑戦は数多くあり、社会が安定しコンセンサスを集めることができることを希望している。大きなエネルギーを集結させてこそ、国家の改革事業に従事できるのである、との考えを示した。

 メディアは、陳致中の民進党籍復活についてはどうかとの尋ねについて、蔡主席は、仲裁会は民進党内部の独立した機構であり、全ては党の規則に基づくと述べた。

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