2015年2月8日日曜日

蔡英文:改革の力を国会で過半数に


民主進歩党の蔡英文主席は8日午前、小英基金会主催の「第二回起造工作坊(政治フォーラム)」に出席し、参加者を励ました。蔡主席は会の前のインタビューで、五議席立法委員選挙が終わり、民進党は引き続き台湾が直面している様々な問題の改革案を提出していき、次の立法委員選挙で改革の力を国会で過半数にするべく準備をしたいとの考えを示した。
  
蔡主席は、このたびの立法委員補欠選挙の結果について尋ねられ、今回の選挙では議席の増加がなかったが、全ての選挙区で得票数が顕著に伸びていた。苗栗と南投の厳しい二つの選挙区では、将来は一層市民とのやりとりを強化し、人々の信頼を取り付けて新しい議席獲得を狙いたい、と述べた。

同時に、補欠選挙が終わり、民進党は次の段階の仕事に取り掛かっていくとし、これらの仕事は以下のことである。

一.台湾が現在面している様々な問題について、民進党は次々と政策の主張と立場を表明していく。日に日に悪化する多くの国内問題に具体的改革の方向を打ち出し、民進党政権に対する人々の信頼を強化させていく。

二.次の立法委員選挙の準備ついて、民進党は全党をあげて優秀な仲間を投入して党の勢力を伸ばしていく。厳しい選挙区域においても力を合わせていき、最大の目標は改革の力を国会の過半数にすることである。


最後に、メディアが台南市長の頼清徳が2016年の総統選挙党内予備選に参戦しない事、また副総統も引き受けない事を表明したことについて尋ね、蔡主席は、副総統のことを言うのはまだ早すぎる。時期が熟してから討論するのが適切だろう、と述べた。

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