2015年2月2日月曜日

蔡英文主席がアメリカアジア太平洋経済協力のRobert Wang氏と面会


米国国務省アジア太平洋経済協力(APECRobert Wang上級担当部長が訪台し、2日午後民進党蔡英文主席と面会し、台米経済貿易関係、台湾の産業発展戦略、及びアジア太平洋地域経済の議題について意見を交換した。
蔡主席は先ず、台湾とアメリカの経済貿易強力の強化は民進党が長い間推進してきた目標であり、協力のための手段として、双方のプラットフォームである「台湾・アメリカ貿易及び投資枠組み協定」は与野党がともに支持するに値するものだと述べた。蔡主席は、政府が経済貿易関係を推進する時には、オープンな情報提供と共有を重視し、与野党で強力の基礎を作ることができるようにすることを希望すると述べた。

アジア太平洋地域経済統合において、蔡主席は、貿易パートナーと協力を進めることは「台湾経済の発展の新モデル」の重要な戦略であり、民進党のシンクタンク新境界文教基金会が、制度面と投資環境の改善を通じて、先ずどのように経済と産業イノベーションをもたらし、地方経済発展を促進させ、台湾の就職環境の改善につなげていけるかを研究している、と述べた。同時に、去年12月に正式に成立した「TPP事務小組」で、更にアジア太平洋の経済全体の戦略推進と参加についての研究を強化していることを紹介した。
最後に、蔡主席は、台湾がグローバルに経済貿易とつながり、台湾経済の健全化を維持することは、台湾とアメリカの共同利益に合致すると信じている、とし、これは双方が共同で努力する目標であろう、と述べた。蔡主席はRobert Wang氏が長い間台湾とアメリカの経済貿易関係に力を尽くしてくださっていることに感謝をし、将来台湾がTPP等の重要な地域貿易協定に参加する事を支持して欲しいと述べた。

Robert Wang氏は、最近アメリカ国務省から民進党を訪れた2人目の高官であり、蔡主席が政府で働いていたときからの古い知り合いである。会議の時には過去のAPECと台湾アメリカの貿易協議での多くの経験を交換した。Robert Wang氏は、最近のAPECの発展の様子を紹介したりし、双方の懇談は大変和やかに行われた。


今日の面会は、民進党秘書長の釗燮秘書長、新境界文教基金会執行長の林全、国際部主任の黃志芳、副主任趙怡翔が同席した。アメリカ側は米国在台協会の職員が同行した。

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