2015年3月22日日曜日

民進党は全力で両岸平和の安定を保ち、台湾の最大利益を守り続ける


22日、蔡英文主席は国際ダイビングコーチ総会に参加し、挨拶の前に、両岸政策と国土政策などの問題について、メディアの質問を受けた。AITバーバラ・シュレージ前執行理事の発言について、蔡主席は、皆が民進党が将来中国とどう付き合うかに関心を寄せていることを理解しており、民進党も積極的な対応を行って、この非常に複雑な国際情勢下で両岸の平和と安定を維持し、台湾の最大の利益を守り通し、台湾の人々に最大かつ最多な選択肢を与えたいと考えている。これは難しい仕事であるが、民進党はしっかりと対応していく。しかし時間も必要である、と述べた。蔡主席は、今まで、民進党は各方面とコミュニケーションを取っており、これらのコミュニケーションが順調に進むことを希望しており、皆が納得の出来る結論を導きだしたい、との考えを示した。

アメリカの力が選挙に影響を与えないか心配ではないか、という質問に対して蔡主席は、昨日のシュレージ前執行理事の話にあるとおり、中国が過度に台湾の選挙に介入するのを望まないし、同様にアメリカは台湾の選挙には介入せず、中立の立場でいることを何度も強調している。蔡主席は、皆の態度は非常にはっきりしており、この複雑な環境において、両岸の平和と安定を望んでいるのである。よって、それぞれが受け入れられ、台湾の人々の利益に合致したやり方一緒に探し出すべきである。干渉や影響というより、皆が一緒に話し合っていったほうがよい、との考えを示した。


その他、柯市長の六都に関する話についての質問に対し、蔡主席は、台湾の問題は三都や六都ではなく、全体的な地域計画にあり、柯市長はもう少し詳しく話した方がいいのかもしれない。国民党が現政権下で六都計画を進めてきたが、地域発展のバランス、都市と田舎の距離を縮めること、国土の計画などから言えば、全体的な考え方というものが何もない。もし民進党が再度政権に復帰することになれば、国土計画を検討しなおす。昨年の統一地方選挙の時に、民進党は、「地域政治」の政策を出して、地域内のそれぞれの県や市の資源と人材をまとめ、地域発展の考え方で、都市と田舎の差を縮め、中央と地方の政治がより効率的になるようにすることを提案した。これは同時に、各地の健全でバランスのある発展を維持することができるものである、と述べた。

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