2015年3月24日火曜日

民進党:M503対応は国家の利益に合致しない。責任者は政治的責任を負うべきだ


中国民航局がM503航路を29日から運用開始するとした件について、大陸委員会の夏立言主任委員は、「受け入れられる」と答え、夏張会議を今年上半期に必ず開催するとしたことについて、民主進歩党の鄭スポークスマンは政府に対し、夏立言は「M503新航路が円満解決するのは、夏張会開催のときだ」と述べたことを思い出して欲しい、と忠告した。大陸委員会、交通部など関係機関は何度も 「正式な飛行日時は先ず我々と協議した後に実施する」と説明しているが、最近では、我々は中国側の試験飛行と正式な飛行について明らかに一方的な通知を受け取るだけで、自分たちの権利のために何の努力もしていない。政府は国民に不利な話し合いの結果を正直に説明しておらず、更に積極的な対応や意向と能力もない。このように消極的で無能な態度とやり方は、国家利益に危害を及ぼすものであり、責任者は政治的責任を負うべきである、と述べた。

鄭スポークスマンは、夏立言は協議を「円満解決」すると言ったが、航空路線を西に六海里調整しただけで、中国側が一方的に西に四海里調整するといったことに僅か二海里増やしたに過ぎない。運用開始日がわずか何日か遅れただけで、ほかには、何の進んだ調整も変化もない。これは、政府が最初から真っ向から対応しようとする意向も決心もない表れであり、不利な交渉結果を聞き入れるだけで、相手方の試験飛行や正式運用の一方的通知を受け入れているだけである。その結果は、国民が将来飛行の安全と国家安全のリスクを背負うことなのである、と述べた。

鄭スポークスマンは、民進党はこの結果は国家利益に合致せず、立法院での決議と社会の期待に反するものであり、責任者は政治的な責任を負い、国民に対して説明を行うべきだと考えている、と強調した。
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