2015年4月30日木曜日

自民党日台若手議連一向と面会 蔡英文:台日の末永い友好を強化する


民主進歩党の蔡英文主席は30日午後、岸信夫衆議院議員率いる11名の日本の国会議員からなる自民党日台若手議連の一行と面会した。双方は台日関係の増進のために建設的な討論を行い、極めて和やかな雰囲気であった。
蔡主席は会の中で、日台若手議連の訪問に歓迎の意を表し、日台若手議員連盟が台日関係の促進に長年貢献し、台日関係が一層友好的で緊密になってきたことに感謝を表明した。この基礎を元に、双方が文化、青年、経済、地方の面で交流を拡大させ、台日関係に新しいエネルギーが注がれていくことを願っている、と述べた。訪問団一行は、先ず台中、台南、高雄などの重要な都市を訪れ、各首長と意見交換を行った。我々も地方から台日関係を深化させていくことを希望しており、日台若手議員連盟が引き続き台湾を支持し、台湾と日本の末永い友好を強化してくれることを希望している、と述べた。

蔡主席は、日本の安倍首相の今回アメリカ訪問の成功について、議会での重要な演説で日米同盟を強化する目的を達成できたことに祝意を表し、アメリカと日本が東アジア地区で引き続き平和と安定に重要な役割を果たして欲しい、との期待を表明した。

日本側の訪問団一行は、会談で台湾政府が日本地区の食品の輸入規制を強化拡大していることに関心を持っているとし、現在の措置がしっかりとした科学的根拠に基づくもので行われなければならず、台日双方がこの問題のコミュニケーションに少し誤解があるように思われる、と述べた。蔡主席はこの件について、台日関係は十分に密接友好なものであり、管理規制の問題については、基本的に担当者が慎重に対応しなければならない。台日双方の貿易関連機関は共同で対応チームを作り、専門家を招いて協力を求め、問題をはっきりさせ、共同で解決していくのが良い、と述べた。

 会議で日本の衆議院議員は、去年宝塚劇団が台湾に来たが、来年は日本の伝統歌舞伎が台湾で公演を行う。台日文化交流に役立つことと思うし、蔡主席も観賞にお招きしたい、と述べた。

Share/Bookmark

0 コメント:

コメントを投稿