2015年4月20日月曜日

鄭運鵬スポークスマン:違法な授業要綱は適用をやめるべきだ。客観的に再度審査しなおすべきである


教育部が違法な歴史授業要綱を強行に採用しようとしていることについて、民主進歩党の鄭スポークスマンは20日、教育部は去年微調整の名の下に、専門家ではない少数の極端な考え方を持つものが不透明なやり方で、大幅に高校の歴史の授業要綱を変えた。その内容は台湾の歴史認識や台湾に主体性のある社会の主流な価値観と乖離し、密室で独断的に修正をしたやり方は、高等裁判所で不適切であるとの判決が出た。学生の教育の権利を保障するために、民進党は教育部に対し、この判決に従って、即時このような違法な授業要綱の適用を停止し、教育の専門性に回帰することを求める。そして、オープンなやり方で学界や教師など専門的な団体の意見を聞き、新たに内容を定め直し、多元的で健康的な教育を台湾の次の世代に残すことを求める。


 鄭スポークスマンは、歴史教育の目的は、国民の歴史への正しい認識を作ることにあり、健全な思考、判断力を身につけさせて、民主自由の永続の発展を助けとなるものでなければならない。現在裁判所が既に判決を出したのであるから、教育部はすぐにこれらの違法な授業要綱の適用を停止するべきである。透明で公開性のあるやり方で再度新しい授業要綱を作り直していく前は、ひとまず民国100年版の内容を引き続き採用し、子供たちの教育の権利を守るべきである、と述べた。

Share/Bookmark

0 コメント:

コメントを投稿