2015年5月30日土曜日

台湾を輝かせる、民主主義パートナーシップの旅 蔡英文:対話を通じ台米関係を強固にする


民主進歩党主席で総統選挙候補者の蔡英文は29日夜、桃園鄭文燦市長、民進党秘書長釗燮、立法委員李應元らを伴いアメリカを訪問した。蔡英文主席は出発前に桃園空港でインタビューを受け、今回のアメリカ訪問の目的は、アメリカ側と実質的な議題やテーマについて意見交換をすることで、対話を通じて台米関係を強固で確実なものにしたい、との希望を述べた。

蔡英文は、今回のアメリカ訪問には幾つかの主要な目的があるとし、一つには、訪米期間中、アメリカの様々な方面の人たちと意見交換をし、台米関係を深化させること、アジア太平洋地域の安全の問題や台湾とアメリカの経済貿易の問題について意見交換することである、と述べた。
第二に、今回は産業と科学技術に関連するスケジュールが多く、科学技術フォーラムに参加し、いくつか企業を訪問する予定である。特にイノベーション産業、クラウド、物流網などの新しい産業形態を見て、台湾の産業のために、新しいビジネスチャンスを見出せる事を期待している。
最後に、今回の訪問を利用して、古くからの友人たちと再会し、長い間台湾を支持してくれていることに感謝したい。そして、台湾の現状を説明し、意見交換をしたい。台湾とアメリカは多くの価値観を分かち合っている。例えばそれは民主主義と自由であり、これからも様々なコミュニケーションと往来を通じて、台米関係を一層強固なものにしたい、と述べた。


蔡英文は、台湾が直面する挑戦は次第に多くなっており、台湾とアメリカの関係も双方で何度も討論し意見交換をしなければいけないことが沢山ある。よって今回のスケジュールでは、多くの実質的な問題について、訪米前に基本的なやり取りをしてきた。今回の訪問では台米双方の議題は多岐に渡っており、貿易、台湾の経済発展、世界での活動及び国防の問題などがある。もちろん両岸関係については、更に深い討論を進める。蔡英文は、これらの問題は我々にとってはどれも同じぐらい重要で、過去民進党はアメリカと基本的な討論を進めていた、と述べた。

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