2015年6月16日火曜日

区長が中傷のメッセージをばら撒いた疑いについて 民進党:朱立倫は悪質な選挙手段について国民に謝罪するべきである


新北市永和区長の興邦がインターネットアプリで事実と異なる情報をばら撒き、悪意で蔡英文主席を攻撃しようとしたことについて、民進党スポークスマンの鄭運鵬は16日、呉という区長のこのようなやり方、最近続いている悪意のある攻撃について、背後に明らかな政治的意図、特定政党の主導によるものが存在しているということが、ある程度実証されてくるだろう。地方の行政に携わる人間が職務を利用して、公然と選挙の中傷行為に加担するということは、政治的な中立性が甚だし欠如していることだ。国民党主席でもある新北市長の朱立倫は、すぐにこの事を説明するべきであり、相応しくない人物を厳しく処罰して国民に謝罪するべきである。国民党はやっと手に入れた民主主義を大切にし、中傷でデマを飛ばして社会の不安と対立を煽るのをやめるべきである、と述べた。鄭スポークスマンは、ここのところ、インターネットを通じで蔡主席の人身攻撃や中傷の文章が多数ばら撒かれており、その規模は大きく頻繁なものである。専門家の研究判断によれば、明らかにこれは特定の団体の組織的行為であるという。選挙の雰囲気が悪くなっていくのを阻止し、真相を追究するためにも、民進党は昨日弁護士に関連する情報を収集し警察に届出することを依頼した。メディアが今日発表したところによると、新北市永和区長の興邦など特定の党の政治背景のある人物らが、今回の大規模な選挙中傷活動に関わっていることがほぼ確実となった。新北市長であり国民党主席である朱立倫は、これまで何の反応もないが、罪悪感を感じているのかそれとも気にしていないのかは、わからない、と述べた。


鄭スポークスマンは、最近更にひどくなっている中傷の様子を見れば、国民党の主席が誰に変わっても、総統候補者が誰になっても、このように膨大な党資産を使って、選挙のネガティブキャンペーンを行う手法は全く変わらないことを、まさに台湾の人々に教えているといえるだろう。前回の総統選挙でも、宇昌事件によって、台湾の民主主義と国民は痛い代償を払った。社会はこのようなことが再度発生するのを我慢し続けないだろう。朱立倫は新北市の区長、党員がこのようにひどい手段を使っている事を、国民に謝罪するべきである、と述べた。

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