2015年7月19日日曜日

国民党が洪秀柱を総統選挙の公認候補に決定。民進党:希望するのは国家の前進であり、後退し続けることではない。


国民党の全国代表大会で洪秀柱が総統選挙公認候補に正式に決定したことについて、民主進歩党の阮昭雄スポークスマンは19日、蔡英文主席の祝意を伝えた。民進党だけでなく台湾社会にとっても、今回の選挙は誰が総統に選ばれるかということに止まるものではない。多くの人たちが、台湾は変わらなければいけないと考えており、希望しているのは国が前進することであり、後退し続けることではない、と述べた。


阮昭雄スポークスマンは、今まで様々なひどい中傷がなされてきたが、民進党はそれでも今回の選挙が良質な選挙となり、理性的で深い社会との対話を通じて、台湾の国の問題が討論され、政治文化が一新されることを望んでいる。しかしながら、馬英九総統、朱立倫主席、及び洪秀柱の全国代表大会での談話は非常に残念なものであった、と遺憾の意を表明した。


阮スポークスマンは、彼らの話を聞けば、国民党がこの7年間の政権での失敗を深く反省もせず、政権与党として最後の任期に国家と人々に有利な改革政策や方向を打ち出せていないということがよくわかる。情緒的に野党と野党主席を批判することに終始しているだけで、このようなやり方は、政権与党のレベルを下げるものと言わざるを得ない。特に洪秀柱の話は、国を治めようとする総統候補者としてはふさわしくないものである、と述べた。

阮スポークスマンは、将来の国家のリーダーは多くの人たちの支持と肯定を得なくてはいけないのであり、古臭い価値を掲げたり、攻撃と中傷に終始したりするべきではない、と述べた。

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