2015年7月9日木曜日

民進党:朱立倫は「一中各表」だと言うが、国民党の総統候補者は「一中同表」にこだわっているようだ。洪秀柱ははっきりと説明するべきである。


国民党総統候補者・洪秀柱の両岸政策の主張について、民進党の王閔生スポークスマンは9日、人々は洪秀柱について、言っている事が前後しているばかりか、中華民国の存在を否定し、同時に馬総統と国民党の主張も否定しているようだと疑っている。総統選挙は子供の遊びであってはならず、両岸政策の説明はより慎重かつ厳粛に取り扱わなければならないものだ。軽率でも、焦ってもいけない。国民党の朱主席が昨日再度「一中各表」を誓い、総統候補者にもそれを遵守するよう求めたが、洪秀柱は「一中同表」を放棄するだろうか?それとも「一中同表」を堅持するというのか、対外的に説明をはっきりとするべきである。

 

王スポークスマンは、国民党主席の朱立倫は昨日「九二コンセンサス、一中各表」は中国国民党の政策であり、国民党の中央常務委員会と全国代表者会議で指名を受けた候補者は、必ず党の政策を堅持しなければいけない、と述べた。しかし、国民党がいくらはっきりと言っても、洪秀柱は今まで対外的に自分の主張を変えるかどうか、説明をしていないし、最新の政策動画にいたっては、「一中同表」の理念を宣言している。これは彼女が国民党の中央本部を無視しているように思われる。洪秀柱の言い方に基づいて、「一中同表」の元で「中華民国は承認できない」というのは、彼女は「平和協定」を誰と誰が締結するものと考えているのか?「中国大陸が中華民国の存在を直視することを求める」というのは、自分の格を下げた「一国両制」であろう。もしこれが現状変更でないなら、何が現状の変更なのか。

 

王スポークスマンは、両岸政策は台湾の長期的な発展に関わる問題であり、軽率であってもいけないし、焦ってもいけない。また、思った事をすぐに口にしていいと言うものでもない。目下国民党主席の朱立倫が既に立場を表明しているように、洪秀柱は「一中同表」をいつまで堅持するというのか。それとも、「一中同表」を放棄すると宣言するのか?社会に対してはっきりと説明するべきである、と述べた。

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