2015年8月12日水曜日

シンガポールの代表と面会:将来の対外関係で、東南アジアは核心的な役割を演じる


民主進歩党主席で総統候補者の蔡英文は12日、シンガポール駐台北ビジネス事務所の代表に新しく着任した黃偉權氏と面会した。将来民進党が再度政権をとれば、台湾と東南アジア国家とのパートナーシップ関係を強化し、経済貿易の投資協力、軍事、及び文化と教育交流を通じて、台湾とシンガポールの友好を深めていく、との考えを強調した。

蔡主席は、民進党は東南アジア諸国連合の関係を非常に重要視しており、将来の外交の重要な目標は、台湾と東南アジア国家の経済貿易交流を深化させ、新しい投資の機会を見つけ出すことであり、台湾の産業のために、今後20年経済成長を加速させていくであろう重要な市場を開拓していく。将来シンガポール、日本、アメリカなどのパートナー国と協力して、東南アジア諸国連合との交流を強化し、ともに経済貿易の協力の機会を探しだそうと述べた。

国防の面では、蔡主席は、国防産業の開発は民進党の経済戦略の目標の一つであり、将来はシンガポールの経験を参考にして、台湾の国防産業をグレードアップし、発展させていきたいと述べた。文化教育交流の面では、将来シンガポール等の国家の民間組織と研究し、台湾で「東南アジア研究センター」を設立して台湾における東南アジア国家の認識と交流を深めていきたい、と述べた。


黄代表は、シンガポールは台湾と長い間の友好的な関係と特別な感情があり、将来、政治や経済貿易、文化協力の推進を引き続き進めていきたい、と述べた。蔡主席は釗燮秘書長、国際部黃志芳主任とともに、和やかな雰囲気の中で一時間近い面会を行った。

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