2016年1月28日木曜日

蔡英文:新しい国会は社会の期待に応える。国会の民進党が強い勢いを維持することは、改革を推進するのに最も重要なポイントである


民主進歩党主席で次期総統の蔡英文は28日、中華民国工業区メーカー組合総会の秦嘉鴻理事長、楊家俍スポークスマンを伴い、中華民国工業区メーカー組合総会会員代表大会を出席し、会の前にインタビューに応じた。蔡英文主席はインタビューで、今回初めて国会で民進党が多数の議席をとったので、立法院長の人選でも、民進党は人々の期待を察知し、どのような決定も社会の期待に応えるようにしていく、と強調した。南シナ海の主権争いと馬英九総統が太平島に上陸したことについて、蔡英文は再度民進党の態度を表明した。

立法院長の人選について蔡英文主席は、昨日の中央常務委員会議の中で、人選について党本部が人選を斡旋することが提案され、それに応えて、高雄の陳菊市長が役割を担ったと述べた。立法院長の人選について、蔡英文は自分の立場を重ねて表明した。第一、今回は人々が民進党を第一党にした初めての国会であり、よって、人々の国会の期待をしっかり察知し、将来、どのような政策決定の過程においても、社会の期待と合致させなければいけない。第二、中堅グループは多くの責任を担い、共同で次の段階の立法院の責任を負うこと。第三、立法院民進党団は改革の重要なポイントで、強い勢いを維持しなければいけない。将来立法院の品質と効率において、充分な力を保ち、改革と人々の暮らしに係る法案を実現させていく。


その他、馬英九が今日太平島に上陸し主権を宣言した、南シナ海の主権争いの議論について、蔡英文主席は、体制尊重に基づき、馬英九は現任の総統であり、民進党は党員を参加させていないと述べた。民進党の立場は一貫して明確であり、南シナ海の主権を堅持し、航行の自由を確保することである。同時に民進党は、争議については国際法と海洋条約に基づいて対処されるべきで、争議を平和的な方法で対応し、台湾を地域のメンバーとして、我々は共同でこの地域の平和と安定を維持すると言う考えである、と述べた。

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