2016年2月16日火曜日

蔡英文主席、アメリカ下院議員と面談 台米が協力してTPPを推進することを強調


次期総統の蔡英文主席は16日、アメリカ下院のJim SensenbrennerBruce Westerman 議員と面談し、台米関係、経済貿易発展とTPPについて深い討論を行った。

2人のアメリカ下院議員は先ず、南台湾の地震にお見舞いの意を伝えた。蔡主席は、台湾社会は地震が与えた災害情況に心を痛めている、と述べ、地震のあと、台湾社会が一致団結して救済と復興に当たっているのを目の当たりにし、一層団結の重要の重要性が示された、と述べた。

蔡主席は面談の中で、台湾は経済発展の困難に直面しており、TPPは産業に新しい活力をもたらし、台湾産業と国際スタンダードを結びつける助けとなるもので、産業のアップグレードを進めるものだ、と強調した。蔡主席は、アメリカは長い間台湾人に大変友好的なパートナーであり、両国のコミュニケーションと協力を通じて、TPPが国内外で様々な障害を克服し、双方の緊密な産業交流を促進するものになることを期待している、と述べた。

蔡主席は、台湾は世界貿易の中で重要な役割を果たす潜在力があると信じている、と述べ、台湾がもし順調にTPPのメンバーになれば、台湾とアメリカの関係により多くの経済利益がもたらされるだろう、と述べた。TPPは経済発展を促進させることが出来るだけでなく、更に多元的な貿易関係を打ち立てる事を通じて、台湾と各国がより緊密な協力関係の発展を推進していくことが出来る、と述べた。


2人の議員はアメリカのTPP参加支持を表明し、TPPが台湾とアメリカのパートナー関係を一層深化させるに有利に働くと信じていると述べた。Jim Sensenbrenner議員は、1979年アメリカで台湾関係法が採択され、その年に投票に参加した下院議員は自分と他の三名の議員が連任しているだけであるが、引き続き台湾関係法が双方の協力の精神を推進し続け、両国が各方面で交流を続けていけるようにしたい、と述べた。

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