2016年3月14日月曜日

蔡英文:国際組織と手を結び、台湾をアジア地域の女性権利推進地域にする


次期総統の蔡英文主席は14日、アメリカの「国際女性基金会」(Women’s Campaign International WCI)創設人で会長のMs. Marjorie Margoliesと会談した。双方は国際組織との協力と女性の権利推進に係る政策について話し合いを行った。
Marjorie Margolies女史は先ず蔡主席の台湾総統当選を祝い、蔡主席は女性が政治に進出する模範となっていると称賛した。Marjorie Margolies女史は、長年世界各国で女性の社会参加を推し進めており、率いる基金会は台湾が女性の権利付与の推進と実現の潜在能力を持っていることに関心を示してきた。

蔡主席は、台湾の新政権は国際非政府組織に優しい環境作りをしていくとし、一層多元的な国際参加の道筋をつけていきたい、と述べた。また、台湾女性は政府部門でも民間部門でも社会進出が進んでいる、と説明した。

蔡主席は、民進党内には多くの傑出した女性がおり、同席した女性立法委員をMarjorie Margolies女史に一人ひとり紹介した。この女性議員らはこれまで女性の権利と国際参加の問題に力をつくしてきた人たちであると述べた。

Marjorie Margolies女史の今回の来台の主な目的は「APECアジア太平洋地区女性の成功と機会促進の検討会」に参加することであった。アメリカ民主党の重要な女性政治家であり、過去記者をしていたときには5回エミー賞を受賞している。アメリカ合衆国下院で女性の権利を呼びかけ、WCIを創設し、全世界で男女平等、女性のリーダー、女性の参政などの問題を提唱してきた。


今回の会談では尤美女、劉世芳、陳曼麗、余宛如の4名の民進党の女性立法委員が参加し、国際部主任の黄志芳及び副主任の陳婉宜が同席した。

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