次期総統の蔡英文は15日、アメリカワシントンシンクタンク東アジア安全学者専門家訪台団と面会し、台湾の新政権の政策方針や意見交換を行った。面談は約一時間行われ、台米関係、両岸関係、台湾の経済発展、地域経済とアジア地域の安全について交流がなされた。
訪問団メンバーは、ブルッキングス研究所東アジア政策センター主任リチャードブッシュ氏、戦略国際問題研究所「中国権力計画」主任ボニーグレーサー氏、 東アジア計画主任アランロンバーグ、アメリカ国防大学「中国軍事事務研究センター」主任フィリップスサンドラーズ氏、及びアメリカ「国会研究所」アジア事務専門家スーザンローレンス氏らである。
訪問団が、新政権の最も重要な改革の方向はどのようなものか、と尋ねたのに対し、蔡英文主席は、効率的でコミュニケーションの良い政府を作ることだ、と答えた。
蔡主席は、この数年間民進党の準備は既に充分であり、自ら編成したチームで共に改革を成し遂げる努力をしていく、と強調した。蔡主席は、自分が率いる政府のチームは、非常に明確な目標と方向があり、将来は政府部門とのコミュニケーションを強化するだけでなく、更に地方政府と共同管理のプラットフォームのもとで協力を密接にしていくと述べた。
リチャードブッシュ代表は蔡英文主席に台湾の新しい総統への就任をお祝いし、蔡主席の当選は民進党の勝利というだけでなく、台湾の民主主義が強固になったことを表している、と述べた。
今回の訪問では民進党の吳釗燮秘書長、国際部主任黄志芳、国際部副主任陳婉宜が同席した。
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