2016年3月18日金曜日

スマート電気自動車産業訪問 蔡英文:台湾は独自の自動車産業を発展させなければいけない


民進党の次期総統の蔡英文主席は18日、前行政院の林信義副院長、台北捷運の賀陳旦董事長、政策事務室の張景森執行長、林岱樺執行委員とともに、スマート電気自動車産業を訪問した。現場では、裕隆集団の嚴凱泰執行長がロングケアのために設計したスマート電気自動車の車椅子用段差解消スロープを紹介し、企業が独自に研究開発した電気自動車の試乗を行った。嚴凱泰執行長と副執行長陳国栄が同行しながら電気自動車産業の簡単な紹介を行い、その後、台湾自動車産業界の代表らと座談会が行われた。

英文主席は挨拶で、今回の産業の旅で裕隆を訪問し、電気自動車の第一線で働く人たちと会うことが出来た。私自身も車が好きであるが、それ以上に私は自動車工業の発展の程度が、国家産業能力の象徴であり、台湾は必ず独自の自動車産業をもたなければいけないと考えている、と話した。

蔡英文主席は、自動車産業と関わっている企業は非常に幅広く、特に電気自動車の発展は「エネルギー管理」、「エネルギー貯蔵」、「物のインターネット」などの産業成長をもたらすものである。先頭を行く人が孤独を感じるのは免れないだろうが、裕隆グループの電気自動車領域への力の投入は、長期的な投資である。現段階ではまだ市場規模を見極めるのが難しいが、二酸化炭素削減の経済形態を推進することは、永続発展の社会を作り上げることで、台湾が進んでいかなければいけない道筋なのである、と述べた。


蔡英文主席は、新しい政府は「法規の整備」、「基礎施設の投資」、「商品の宣伝、応用」など、様々な方面で積極的に支援する役割を担っていく。新政権は産業と力を合わせて成長を進めていくつもりだ、と述べた。今日裕隆を訪問したのは、自動車産業について学ぶだけでなく、皆さんに注目してもらい、一緒に台湾の自動車産業を盛り上げていきたいということだ、と述べた。

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