2016年4月12日火曜日

山口県村岡嗣政知事と面談 蔡英文:台日観光交流の深化に力を尽くす


民進党党主席で次期総統候補者の蔡英文は12日、民進党党中央本部で日本の山口県の村岡嗣政知事及び議会議長の畑原基成氏ら一行と面談した。双方は台湾と日本の観光の発展等の議題について意見交換を行った。今回の山口県訪問団には、同じ山口県出身の岸信夫衆議院議員が同行出来なかったため、村岡知事が蔡主席へ直接岸議員の親書を手渡した。

蔡主席は先ず、村岡知事と議長一行の民進党訪問に歓迎の意を表明した。去年蔡英文主席が民進党団を率いて日本を訪問したとき、岸信夫議員が山口県の訪問に多々力を貸してくださったお蔭で、地方の企業や風光明媚な観光名所を見学することができ、村岡知事や議長の皆さんともお会いすることが出来た。今回は台北で皆さんと再会できたことを、非常に嬉しく思っている、と述べた。これに対して、村岡知事は、選挙後に蔡主席とまたお会いできた事を非常に光栄に思う、と述べ、日本と台湾の観光交流を更に頻繁にし、台湾と日本の距離を縮めたい、との考えを示した。

観光交流について、村岡知事は、山口県には多くの観光資源があり、台湾人旅行者の訪問を大変歓迎している。台湾と山口県に直行チャーター便が出来る事を希望している、と述べた。蔡主席は、去年日本を訪れたときに、山口県の美しい景色を見ることが出来たので、将来は多くの台湾人が山口県を旅行してもらえることを希望している、とし、将来台湾を訪れる日本人観光客の数も引き続き伸びていくことを希望している、と述べた。また蔡主席は、直行チャーター便が出来る事を期待しているとし、新政権では台日交流を促進する努力をしていく、と述べた。立法委員で立法院の台日交流連絡会副会長の姚文智も、将来国会で台日交流の仕事を進め、台日協力と交流を一層促進していきたい、と強調した。会談の中で山口県の新谷和議員は、自分の子どもが台湾の家庭にホームステイをした経験があり、それ以来、子どもはよく台湾に遊びに来ている。このようなことは、日本の若い世代の台湾に対する深い感情を象徴しており、将来双方が共に次の世代のために友好な交流環境を作っていける事を希望している、と述べた。


今日の山口県の訪問団は、日台友好促進山口県議会議員連盟の柳居俊学会長、及び他の三名の山口県議員で、日本交流教会の沼田代表が同行した。民進党側は、釗燮秘書長と姚文智立法委員が同席した。

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