2016年7月18日月曜日

民進党第17期第1回党大会プレスリリース及び大会宣言全文


民主進歩党は17日、第17期第1回全国党大会を開催し、会議では第17期仲裁委員及び第7期廉政委員の任命が決議された。そして、2015年中央および地方民進党合併決算書が採択された。討論案について、「蕭杰等四名党代表提案」、「鄭振豊党代表提案」、「李維党代表提案」、「呉增允党代表提案」及び「楊琬柔党代表臨時提案」などの案件が中央執行委員会の議題に送られた。

17期の仲裁委員会のリストは以下の通り:張政雄、廖學興、楊芳婉、黃瑞明、郭麗珍、郭吉仁、陳櫻琴、廖福特、景欽、高涌誠、陳繼盛。

7期の廉政委員のリストは以下の通り:張天欽、張富美、范光群、王茂雄、陳榮隆、黃昭元、邱駿、黃秀端、陳英鈐、魏千峰、許惠峰。

「蕭杰等四名党代表提案」、「鄭振豊党代表提案」、「李維党代表提案」、「呉增允党代表提案」の4つの案が中央執行委員会に提出される以外、楊琬柔黨代表臨時提案では出国証明にTAIWANを使用してよい、チャイナエアラインなどの国営事業にTAIWAN AIRLINEと正名する、との案が大会決議により中央執行委員会の検討議題とされることが決まった。

そのほか、大会宣言全文は以下の通り。

「挑戦に立ち向かい、ともに繁栄を創る」

8年来、民主進歩党は 冷静に落ち着き、反省し、新しいスタートをきりました。エネルギーを蓄えて、一歩、一歩、我々は僥倖に頼らず、地に足を付けて、ついに116日、台湾の人々から再度政権を任されることになりました。そして、国会でも初めて政権交代が行われたのです。我々は最もコミュニケーションがとれる執政チームを作ると決め、穏健な改革を進めると宣言し、各社会の問題を解決し、経済の復興を促し、台湾を目下の困難から抜け出させると誓いました。

 520日から今日まで、政権チームは一つ一つ挑戦にさらされてきました。対外的には、前政権が台湾の地域安全システムをないがしろにしてきたこと:国内では、長期的な労働争議と目前に迫る社会福祉、経済と司法改革の問題があります。世界の異常気象が国内のかつてない暴雨風災害を引き起こしています。これらは全て新政権の厳しい試練になっています。安定した国家があってこそ、国民にこの土地での安心安全な生活を保障します。これは我々が国民にした約束です。各方面からの様々な助言を、我々は謙虚に受けとめ、素早く検討していきます。我々は消耗している暇はないのです。過去8年、台湾の競争力は弱体化し続けてきました。目下、私たちには団結が必要です。立法部門は専門性を尊重し、行政部門は民意をくみ取り、立法と行政部門が効率的なコミュニケーションプラットフォームを作って、社会とコミュニケーションをはかり、力を集めて、変化をイノベーションのエネルギーにするしかないのです。

イノベーションとは変化であり、それは変化するほどより良くなるものです。我々は既に準備が出来ており、地方政府とのコミュニケーションもばっちりです。北部、中部、南部の5大イノベーション産業チェーンを作り、経済の新しいダイナミックな動きをつくります。この間の様々な人々の暮らしや、社会福祉、労働、教育文化、民主人権、制度改革など、それらの重要な法案の検討を行い、我々は更に歩みを速めて、一つ一つを実現させ、人々の期待に本格的に応えていきます。
  
経済の体質改善だけでなく、我々は移行期の正義を求め、年金改革案を提出し、労働者の権利を守ります。なぜなら台湾人は、我々がGDPの美しい数字だけを作り出しても、あらゆる階層やエスニックグループがともに分かち合えなければ、それは本当の繁栄ではないということを知っているからです。政府は、国民が最終的に自分のことだけ考えるようにさせてはいけません。分配の正義を実現し、社会のセーフティネットを強化し、若者が安心して子育てをし、お年寄りが安心して年老いていく社会をつくり、全国民の幸せを実現させていかなければなりません。


私たちは既に8年間準備しました。不調の時も、台湾の人々は私たちを見捨てませんでした。再度政権に返り咲いた今は、私たちはゆっくりしている暇はありません。我々は自分を信じ、しっかりとした足取りで、ともに手を携えて、台湾の新しい繁栄を創りだし、人々に最大の幸福を与えようではありませんか。

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