2016年8月22日月曜日

民進党と一緒に新しい力を声に出そう


民主進歩党婦人部は22日、「新しい力を声に出そう―東南アジア親子歌唱コンクール」記者会見を行った。会見場には、党秘書長の洪耀福、新北市党部主任委員余天、台北市党部執行長陳正徳、及び2組の新住民家庭-ベトナム人范氏玉映さん、インドネシア陳凱蒂さんに集まってもらった。婦人部主任の蔡宛芬は、社会に東南アジアの言語文化を理解してもらうため、民進党婦人部では9月から県市党部で協力して「新しい力を声に出そう―東南アジア親子歌唱コンクール」を行う、と述べた。蔡主任は、東南アジア出身の新住民が子供たちに母国語を話せるよう促すほか、東南アジア以外の新しい住民や他の台湾人にも東南アジアの言語や文化を知るきっかけとなることを望んでいる。特に出身性別制限を設けないので、東南アジアの言語の曲を歌ってみたいという親子の申し込みを歓迎する。この活動を通じて、素晴らしい文化交流の機会が生まれることを期待している、と述べた。

洪耀福党秘書長は、台湾はアジアの国家として、今まではただ地理上におけるアジアの国家という概念であり、アジアに位置しているにも関わらず、感情や文化の面ではアメリカやヨーロッパの方に親しみを感じ、このようなアジアの良き友達たちのことをあまりよく知らなかった。現在台湾には15万人もの東南アジアの新しい住民が台湾で生活を始めており、台湾人と家庭を築いている。よって我々は東南アジアの国々と、非常に深い血縁関係があり、文化の関係においても更に強いつながりがある。洪耀福秘書長は、台湾はアジアの国家として、アジアに回帰し、感情的にも文化的にも経済的にも、台湾をアジアの国として位置づけ直し、アジアのこれらの国家と一層深い文化的敬愛的連結と交流を行っていく必要がある、との考えを示した。

洪耀福秘書長は、民進党中央本部では今回新住民歌唱コンクールを開催し、台湾の新住民、子どもたち、家庭が母親のことを誇りをもって話せるようにし、母親の故郷の歌を誇らしく歌える機会としたいと考えている。そして、新住民の言語、文化を台湾文化の豊富な一部分とし、台湾の多元的な文化を見せること、これが歌唱コンクールを開催する重要な意義である。台湾の新住民の友人たちに、奮って応募参加してもらいたい。そして、皆さんで一緒に観賞し、活動に参加して欲しい、と述べた。

新北市党部主任委員の余天は、新住民は現在台湾で多くの人口数を持つが、多くの人がその存在に気が付かないままだ。民進党が今回歌唱コンクールを開催することは全国で初めてのことであり、新北市から始めるというのは、新北市が多元的な文化都市で、新住民が特に多い都市だからである、と述べた。台北市党部の陳正徳執行長は、婦人部の今回のイベントに感謝し、新住民の子供たちに母親の文化に触れさせること、新住民が台湾に来て、台湾に溶け込めることを希望するとともに、みんなにも新住民の文化を一層理解してもらうこと、彼らを台湾文化の一部とすることを希望している、と述べた。


婦人部の蔡宛芬主任は、「新しい力を声に出そう―東南アジア親子歌唱コンクール」の最初の公演は9月4日に行い、台北で10月2日、屏東で10月23日に行うことを明らかにした。他の県での開催は、民進党婦女部FB「東南アジア親子歌唱コンクール」イベントページで引き続きお知らせを行っていく。https://goo.gl/gYxUEK 全国の各会場の初戦でトップ3と、優秀賞、人気賞を選び、初戦の最高賞金は1万元である。そのうち第1位と第2位の親子を12月11日の決勝戦に招待し、決勝戦でのトップ3には賞金が与えられて、最高賞金は3万元である。

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