2016年10月12日水曜日

民主進歩党第17期第9回中央常務委員会プレスリリース


民主進歩党は12日、第17期第9回中央常務委員会を開催した。会議では、張花冠嘉義県長に「地方自治の苦境とチャンス」をテーマに報告を行ってもらった。会議の後での蔡英文主席の指示は以下の通り。

嘉義県が発展していくうえで目下直面している問題について、張花冠県長の報告に感謝します。地方政府が直面する問題について、制度の制定面から配慮することが必要ですが、既存の制度で進めて、資源分配の結果が期待している政策効果と程遠いことになったら、特別なプロジェクト計画を持つことが必要になります。嘉義県の状況に対して、陳明文委員が提案した雲嘉農業特区のアイデアは、特別な計画で補完しなければなりません。行政院の関連部門は今日の討論を持ち帰って議論してください。

確かに雲林、嘉義の民進党の支持は最も高いですが、これは民進党が長年雲林や嘉義の発展の困難に関心を持ってきたからです。政権を執ったからには我々はその地域の苦境に対応しなければなりません。行政院と関連部署には、比較的困難な状況に置かれている県市が直面している問題に対し、違う視点から考え、国土計画法の角度から問題を見るばかりでなく、また財政収支の仕分けだけから見るのではなく、万全な対応を取ってほしいと思っています。

このほか、今週土曜日の澎湖県でのカジノ建設の是非に対する住民投票について、蔡英文主席は談話を発表した。全文は以下の通り。

今週土曜日に澎湖でカジノ建設に関する住民投票が行われるが、民進党はこの件について、我々の立場を表明する必要があります。私は再度強調しますが、民主進歩党の立場は過去も現在も変わりません。


過去民進党は野党でしたが、現在は中央でも地方でも与党です。澎湖は素晴らしい天然資源があり、観光産業を発展させるチャンスがあります。政府は決心を示して、より多くのことを実行し、澎湖の人々にカジノが地方発展の唯一の方法ではないと信じてもらうことが必要です。

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