2016年10月19日水曜日

民主進歩党第17期第10回中央常務委員会プレスリリース


民主進歩党は19日、第17期第10回中央常務委員会を開催した。会議では政治大学東南アジア研究センター執行長の楊昊氏を招き「タイの国王逝去が東南アジア情勢に与える影響」をテーマに講演が行われた。会議後の蔡英文主席の話は以下の通り。

楊昊教授の報告に感謝します。タイのプミポン国王はタイの人々の精神的なリーダーとして、国民に深く愛されてきました。タイと台湾には貿易と人の緊密な往来があります。我々はタイの国民に深い哀悼の意を示します。そして、我々の行政チームが、タイの国王の死去や、東南アジア各国の異なる文化について、一層の理解と認識を深めていき、尊重していくよう期待します。

国王の死去後、桃園市、台中市、高雄市、台南市が、タイからの新住民や労働者が国王を追悼できる場所を設けました。友好的な環境作りと文化を尊重したことを評価したいと思います。

先ほど討論の過程で、新南向政策とタイの関係について話をしましたが、我々は部会で規則の制定をいち早く進め、新南向政策を通じて、台湾の民衆のタイや東南アジア国家の文化、社会に対する認識と理解を強めていき、この地域との経済貿易、文化などの交流を進めていくことを望んでいます。

このほか、民進党党務の報告について、邱莉莉スポークスマンは、新政権が政策の宣伝を強化することに協力するため、人々と直接コミュニケーションをはかっていく、と述べ、民進党本部は12月末までに、全国各県市の129の場所で「重大施政及び政策推進説明会」を開催することを計画している、と述べた。比例区の立法委員、県市議会議員、地方幹部、中央党本部のスポークスマンと党の幹部が講師となって全国各地で説明会を開催する。最初の説明会は20日に桃園市八徳からスタートする。


邱スポークスマンは、全国県市巡回の主な目的は、人々に新政権の施政の現況と将来のビジョンを理解してもらうため、また、政策実行の妨げとなるような余計な疑いや争議を取り除くために開催するものだ、と述べた。特別に各県市の支部が10月の中下旬から、直接政府の施政概況を報告する説明会を計画した。邱莉莉スポークスマンは、民進党本部は、巡回説明会に使用する「幸福人生 六大政策」のパンフレットを作ったが、その内容は、「児童政策」、「公立保育政策」、「若者政策」、「住宅政策」、「ロングケア政策」そして「年金政策」の6つの政策の重要な点を説明するものである、とし、このパンフレットで、人々に新政権の政策の主軸と方向をはっきり理解してもらいたいと考えている、と述べた。

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